山から樹を切り出すのは冬の内。
スプーンを作るために樹を切るのではなく。あくまで薪として使うためと山の管理のために樹を切り、その中の木からスプーンを作ります。
どの樹を切るか、どの樹を残すか。
考えれば考えるほど、どの樹も必要なんじゃないかと思います。
しばらく考えました。
そして冬がどんどん進んでいきます。
答えは山が教えてくれました。
蔓や蔦で覆われた樹は雪の重みに耐え切れず、次々と折れはじめたのです。
折れた樹をありがたくいただき、まだ折れてない樹の蔦を切っておきます。
それから鹿がやって来ました。
鹿はオヒョウニレを集中的にねらい、皮をずるっと剥くように食べました。
これらの樹もありがたくいただきます。
こうして木は貯まっていきました。
スプーンを作るために樹を切るのではなく。あくまで薪として使うためと山の管理のために樹を切り、その中の木からスプーンを作ります。
どの樹を切るか、どの樹を残すか。
考えれば考えるほど、どの樹も必要なんじゃないかと思います。
しばらく考えました。
そして冬がどんどん進んでいきます。
答えは山が教えてくれました。
蔓や蔦で覆われた樹は雪の重みに耐え切れず、次々と折れはじめたのです。
折れた樹をありがたくいただき、まだ折れてない樹の蔦を切っておきます。
それから鹿がやって来ました。
鹿はオヒョウニレを集中的にねらい、皮をずるっと剥くように食べました。
これらの樹もありがたくいただきます。
こうして木は貯まっていきました。