サンウルヴズに欠けているもの、やはりFWの強さでしょう
スーパーラグビーに参加した日本のサンウルヴス(Sunwolves)軍団の緒戦、対南アフリカのライオンズ戦をTV観戦しました、出だしからサンウルヴズは、先のW杯にジャパンとして戦っているメンバーも多いことからか、小生の抱く私的な印象として、南アフリカに対して自信過剰になっていたようにも見受けられました。
選手一人一人を見ましてもサンウルヴズは、ライオンズの選手に比べて絞り込みが不足していたように思います。結果は、13-26でした。後半に入って、トライを取る攻撃力が南アフリカのライオンズが上でしたね。何といってもFWの強さの違いでした。今日のプレーを分析して、選手の起用を考えれば、サンウルヴズには、今後十分勝てるチャンスがあるように思います。
1、2番はさすが日本を代表する選手ですから、十分走れていましたが、3番はもっと絞り込んで欲しい感じでした。学生時代の彼はもっと動きが良かったように思ったのですが。まず、ライオンズの9番、10番と比較して、サンウルヴズの9晩にはもっとプレーに鋭さが欲しい。10は、体が重すぎるのではないか、そんな印象を受けました。ただ、10番のトゥシ・ピシは、W杯のサモア代表としてジャパンと戦ったときと大きい変化はなかったようにおもいました。
サンウルヴズで動きの良かった選手は、1番、2番、5番そして14番でした。外国籍のNo.8はいい選手なのでしょうが、練習不足のようで息が上がってましたね。それだけ、頑張っていたと言うことなのかも知れませんが。
交代してピッチにたった選手では、19番、20番、そして18番が目にとまりました。もう少し早い時間帯に出して欲しかったのはSHの21番です。彼は今の智翠館(旧江の川)から大学リーグ戦グループ時代も活躍し、卒業後はトップ・リーグの選手としてNECで活躍した選手ですが、ニュー・ジーランドのポンソンビークラブに所属し、オークランド代表にも選ばれている才能を持った選手だけに、スーパーラグビーには打って付けの選手だと思います。