「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

アマト・中川で3トライ

2017-06-25 19:38:43 | 大学ラグビー

オールスター戦、アマト・中川で3トライ


  オールスター戦、オンデマンドで観戦しました。一部には、お祭りみたいなものだとの見方もあるようですが、ピッチに立った時、選抜されたすべての選手が、裏表なしに必死にプレーしており、お祭り気分になれるのは、むしろ観客の方ではないでしょうか。

  秋のリーグ戦のように一戦一戦の勝ち負けが大学選手権の出場権に、あるいはまた入れ替え戦に大きくかかわるのとは違って、観客の多くの方々が開放的な気分で各校の名選手たちのプレーを楽しんで観ていられることからお祭りのような気分になれるのかも知れないですね。

  それは兎も角として、わが大東大から選ばれた選手たち、いい動きをしていました。平田・藤井の2人でリーグ戦の第一列を、そしてFWの要はNo.8のアマトが、BKにはFBとして中川が入り、キックオフ後の3分先制のトライを挙げると、後半にはアマトに次いで、中川今日2つ目のトライ、リーグ戦選抜が挙げた5つのトライのうち3つを稼いで、31-36で負けましたが十分大東大ラグビーの存在感印象付けてくれました。

  後半30分、16番を付けていた古畑選手も起用されて、5人がそれぞれの持ち味を生かしたプレーを見せてくれました。

 


スクラム強いが勝てず

2017-06-18 19:27:23 | 大学ラグビー

A、スクラムでは圧倒、しかし勝利は成らず残念

 

  春の大会も最終戦、東海大のグラウンドまで出かけました。上尾からは遠かったですが、もしや、と期待もありました。が、結果は14-24で負けました。残念でした。東海大は、最近では毎年のように大学選手権決勝の常連ですし、容易に勝てる相手ではないことも知らされた試合でした。しかし、大東大のFWは、試合するごとに強くなっている感じです。それは頼もしかったです。

  今日の大東大のスクラムの強さ、それは半端ではなかったように思いました。東海大のスクラムをめくりあげ、二度、三度と東海がコラプシングを取られるシーンがありました。東海大の応援席の中からは、ため息が漏れるシーンが何度もありました。

  前半40分、スクラムの強さをいかんなく発揮した大東大、先制のトライを奪って優勢に試合を進めたのですが、後半は東海大がFW戦を避ける戦法に出て来ました。マイボールにするや徹底して大東大域内に深く蹴り込んではBK陣を走らせ、大東大陣内に攻め込む戦術に切り替えてきました。その結果、大東大は3連続トライを奪われてしまい、午前中とは、完全に形勢は逆転してしまいました。

  FWの戦力は、互角だったと思いますし、スクラムの強さは大東大がはるかに勝っていたのですが、スピードと走力そして集散の速さでは東海のFWはBK並みだったと思います。大東大の2つのトライは、アマトとタラウによるもので、BK陣が走り切るシーンが見られなかったのは残念でした。東海、帝京、そして明治を倒すには、まだまだ厳しい練習を積まなければならないでしょう。きっとその日は来ます。

  秋のリーグ戦までにどこをどう修正するのか、コーチ陣にも大きな宿題を課せられた試合だったと言えそうです。


明大戦を振り返って

2017-06-13 20:59:38 | 世界のラグビー

明大戦を振り返って思うこと

  後半69分に3つ目のトライを、そしてそのわずか1分半後のことでした。明治のBK陣に走られ控えの23番に4つ目のトライを右隅に許してしまいましたが、あれは何としてもボールごと押し出しておかなくてはいけない場面でした。

   確かに、大東は入れ替えなしでFWBKも相当疲れていたようで、追いついたのがやっとだった、そんな状況でした。前半から後半の15分くらいまでに大分、ディフェンスにエネルギーを使い、スタミナも消耗していたようでした。つまり、ボディ・ブロウが大分効いてきていたような時間帯だったように見えました。

   明治は、4つ目奪った時点から完全に守りに入り、大東大の攻撃を必死に止めにきていました。一方、大東大は、何としても1本返したい一心で無理を押したのが仇になり、ペナルティ-を犯してしまい何とも痛かったですね。試合巧者の明治に結局PGを決められ勝負あった、となりました。

   しかし、大東はよく戦ったと思います。欲を言えばBK陣に戸室級が一人でもいれば、そう思っても詮無いことですね。

   ところで、流経大戦のオンデマンドを見ましても、明大戦のそれを見ましても言えることは日頃のチーム・コミュニケーションと言いますか、FWHBの間のコミュニケーションが十分に取れていなかったような印象を受けました。

  長年ラグビーを見て来た者として言えることは、アタックをする選手とフォローする選手が声を掛け合い、コミュニケーションを惜しまないことが大切ではないかと言うことです。それによって球出しが格段にスピードを増すでしょうし、BK陣のボール回しも速くなるのではないかと思われるからです。

  プレー中にはいろんな戦況が生じますから、チームの雰囲気を和らげたり、互いのプレーを確認したり、ポジション間、選手間のコミュニケーションが必要だと思うのです。

   具体的には避けますが、プレー中に味方同士意思の疎通を欠く場面があっては絶対ならないことなのです。一寸したプレーでもお互いを褒め合うなど、それもプレーの一つですし、チーム・コミュニケーションの大切な一面だと信じます。



FWが優勢なだけに残念

2017-06-11 19:34:02 | 大学ラグビー

明大戦、FW頑張りましたが残念でした

 

  Jスポーツのオンデマンドで終始観戦しました。

  キックオフして前半の17分間は、まさに手に汗握る攻防でした。大東大のディフェンスの本の一寸した隙を衝いた明治の10番にうまく逃げられてしまい先制のトライを許してしまいました。0-7とリードされて14分、前半32分明大陣内深く攻め込んだ大東大、FWとBK一体となって攻め立て、明治のディフェンスをかいくぐって大東の12番(アピサイ)がトライ、コンバージョンも決めて7-7、その後7分、前半39分大東大15番のトライ、アピサイのコンバージョンも決まって14-7、その後ワンプレイあって前半終了。大東大のFWが優勢でしたあら、見応えのある前半40分間でした。

  後半は、大東大のBKに疲れが見え始め、前半優勢だったスクラムにもいくらか、かげりが見られるようになり、明治に3トライを奪われ、21-28と逆転され、合わせて後半の36分にはPGも決められて、21-31無念の結果になりました。

  それにしても、今季の大東のFWは強いです。2番の平田選手の成長ぶりは見事ですね。9番の1年生を始め、2・3年生が頼もしいです。BKもよく頑張って、あの明治を止めてはいたんですが、後半の25分過ぎ頃からさすがに疲れがでましたね。よく頑張ったと思います。

  ラグビーは、チームのコミュニケーションだけでなく、レフリーとのコミュニケーションも大切なんですね。早・明が相手のときはその点が気がかりですね。相手陣のゴールポスト1メートル手前辺りまで攻め込んでの笛がありましたが、大東には痛かったですね。レフリーからは大東に反則があったと見えたのでしょうが、何とも無念です。画面からは分りませんからね。野球にもありますね。どう見てもストライクの筈が、判定はボールだったり、それで4球を出して負けになるケースがありますね。


明大戦どこまでやれるか

2017-06-08 22:36:49 | 大学ラグビー

11日の明大戦勝って欲しいですね 期待しましょう


 最近の帝京大戦について、大東大と明大のケースを比較してみましょう。

 4月29日、長良川招 待 帝京大対大東大の結果は35-26と大東大が、後半追い上げたのですが9点差で敗れました。でもよく頑張った見応えのあるいい試合だったと思います。

   前半は、帝京大が28-7、後半は、大東大が19-7 でした。後半、大東大に勢いがあったんですが、雷雨のため4分ほど早めにノーサイド、残念でした。


 6月4日、札幌月寒招待 帝京大対明治大の結果は40-26と明治大が、後半追い上げたのですが14点差で敗れました。後半明治も頑張って3トライを奪ったのですが、大学王者の帝京大が貫録勝ちでした。

   前半は、帝京大が26-7、後半は、明治大が19-14 でした。明大が追い上げましたが惜しかったです。

 帝京大に対する大東大、明治大の戦いぶりがよく似ています。11日の対明大戦いい試合になりそうに思いますが、どうでしょうか。ぜひ頑張って勝利して欲しいですね。期待しています。