風天道人の詩歌、歴史を酒の肴に

短歌や俳句の鑑賞を楽しみ、歴史上のエピソード等を楽しみます。
比べて面白い 比べて響き合う 比べて新しい発見がある

ミットより熱砂に突き出す指二本

2013年07月20日 | 日記

高校野球を詠んだ拙句です。

TVで甲子園の地方大会で、選手・観客が熱中症で救急で病院へ搬送されたと

言ってました。水分補給等ながら頑張って下さい。

そうそう、俳句や短歌を書く人で、野球を批判する人って少ないと思います。

なぜなら、ベースボールを『野球』と翻訳した人が誰あろう正岡子規だからだってさ。

野球→野ボール→『のぼる』は子規の本名(升)だそうです。

子規が野球を詠んだ歌は、とてものんびりとした草野球って感じだったなあ。(歌自体は覚えてないけど。)(汗)


お袋はおやじの腕でしぼんで居

2013年07月20日 | 日記
お盆に亡くなったおかあさんのことを偲んでいると、おとうさんの腕(お盆の暑い時期ですので、ふんどし姿です。)に彫られた刺青の母親の名前が大分しぼんできた(→おやじの腕が皺くちゃになってきた。)ことに、息子がおやじも年を取ったなあと感じた姿が浮かんで来る句です。
庶民的なもののあわれと愛情たっぷりの句だと思っています。
→但し、川柳は解説を読むと思っても見ない含意があることに驚かされるんですが。

この句は、『誹風柳多留』で読んだと思っていたので、図書館で借りてきましたが、
見つかりません。
ひょっとすると、句の解釈や表記等に誤りがあるかもしれません。