「バスガイドぶらり旅」で紹介された毛利氏発祥(はっしょう)の地・飯山観音・妻田薬師を見てきた。1/2の続き。
さあ階段を上るか。
幅が狭いので登りにくい。降りる時は気を付けないと。
後の石に句が書いてあるな。
「山鳥のほろほろとなくこえきけば・・・」
聞いたことのある歌だ。
「行基(ぎょうき)」の作となっている。
名歌名句鑑賞
ちからのある言葉
大きな木だ。
「イヌマキ」という木だそうだ。
後ろを振り向くと、新緑がきれいだった。
しゃちほこのような飾りは・・・
「しび」とか「くつがた」と呼ばれて、しゃちほこや鬼瓦(おにがわら)のもとになったものらしい。
あっ、間に毛虫が。
この毛虫は帰りに見たら、下の地面に落ちていた。
また階段を上がって本堂へ。
ここまで来たことがあるのか、あまり覚えていない。
お賽銭(さいせん)を入れて、日常生活の無事を祈る。
そういえばバスガイドさんが、『柱は古い木をつないだ。』と言っていたなあ。
新しい木1本の方が作るのは簡単なのだが、少しでも昔からのものを取っておく。
そういうものなんだ。
ここに「飯山観音」の石碑(せきひ)があった。
トンサンは「飯山観音」というのは別名で、「長谷寺(ちょうこくじ)」と呼ぶのが正しいのだと、最近になって知った。
だってみんな「飯山観音」と呼んでいるからなぁ。
帰りは自転車で坂を下るので楽だ。
下まで降りてきたら、ポピーが咲いていた。
ちょっと見ていこう。
「ようこそ飯山 花の里へ」
見晴らし台に上がってみる。
秋のざる菊は、他で育てて、ここへ植えているんだろうなあ。
なかなか大変な労力だ。
他の花も植えられている。
参道の新緑が美しい。
さて最後は妻田薬師だ。
県道60号(厚木清川線)を下って行こう。
荻野川と小鮎川が合流している下で橋を越え、ちょっと上り返す。
見えた、あれが妻田薬師だな。
みんな「妻田薬師」と呼んでいるが、正式には「遍照院」と言うらしい。
これが有名なクスノキだ。
これが1本の木だ。すごいな。
こちらの木も結構大きい。
雷が落ちて先が折れたのか、途中でふたがしてある。
さて大きなクスノキの方に寄ってみる。
バスガイドさんの説明では『三増合戦で武田軍によって薬師堂が焼かれ、クスノキにも飛び火して焦げている』と言っていたな。
根っこがすごい。恐竜の足の爪のようにも見える。
あ、こんなところに蛇らしきものが・・・
木の枝に「うろこ」が書かれている。
この説明は無かったな。
こちらの人のブログが詳しく書いてあった。
妻田薬師と妻田のクスノキ(「かながわの名木100選」)(厚木市妻田西)
「日本一の特大お札」なんてあったんだ。
「湧き水の清水池」も見てこなかったな。
今日は走った距離こそ20kmだが、坂が多く疲れた。
「小谷戸坂」や飯山観音への坂が上れなくなったら、サイクリングも終わりかなぁ・・・