12月15(木) 晴れ
トンサンは想は、紬と結婚して生まれた子の聴力を心配して、付き合えないのかと思っていたが、それ以前の話だった。
#10 【解説放送版】また何も伝えずにいなくなるのは許さない
「青羽 変わんないよね」は「青羽 前と同じだね」と表している。
「変わらない」と表すより、「同じ」と表す方がろう者の間ではよく使われるようだ。
「否定文」より「肯定文」の方が分かりやすいからかな。
「青羽 変わんないよね」の言葉には、「うれしい」の意味と、自分が耳が聞こえなくなってしまった悲しさも含まれているようでちょっと・・・
男は長い髪の毛には触ってみたくなるんだよな。
想が紬がしゃべっている声が聞こえないことを実感しているシーン。
結婚してもこういう生活なんだろうと、想は将来を想像しているんだろうな。
想がネットで検索していたので、トンサンも調べてみた。
若年発症型両側性感音難聴(指定難病304)
奈々が春尾と別れるきっかけになったこと。
自分とは違うと思ったこと。
紬と奈々の会話。
紬はこれを聞いて、想も同じことを考えているのだろうかと思っているのかな。
奈々は春尾のことを今もそう思っているのだろうか?
字幕は「なんで手話 仕事にしたの?」と書いてあるが、奈々の手話は「手話 仕事に決めた理由は?」と言っている。
字幕は日本語、奈々の手話は日本手話。
日本語と日本手話では分の組み立て方が違う。
春尾の手話も「日本語対応手話」ではなくて「日本手話」。
ここでも「おなじ」という手話を使っているが、「みたいな」という意味で使っている。
この場面、春尾は「2人とも同じことを言ってます。」と言っているが、春尾は湊斗の方を見ているので、奈々がなんて言ってたのかはわからないはず。
奈々の方が年上だとしても、「お前が」という言い方には、ちょっと違和感があるな、「あんたが」くらいじゃないかな。
この「バカ」を見て思い出した。
トンサンが手話を習いだした若いころ、口では「さすがだねぇ」とか言いながら、手話は「バカ」ってやっていたな。遊びで。
単語の一つぐらいなら、声に出している言葉と違う手話を同時に表せるけど、もししゃべっている言葉と違う手話を表せれば、意味の違う表現が同時にできる。
この遊びを始めたきっかけのエピソード。
手話の上手な男性と女性がいて、手話を始めて間もないトンサンの3人で駅のコンコースを歩いていた時、一緒にいた美人の女性が酔っ払いから声を掛けられた。「ねぇちゃん一緒に飲もうよ。」
女性は言葉は丁寧にやんわり断っていたけれど、手話の上手な男性が言うには、「彼女は言葉と同時に、手話で『バーカ』と表していた」と。
それを聞いてトンサンは、手話ってすごいなあと思ったもんだ。
この手話を使われたら、言葉とは別に「バカ」と言われているんだよ。
「また 好きになんて ならなきゃよかった」と言って終わっている。
なんだーい、ハッピーエンドじゃないんかーい。
最終回はどうなるのかな?
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