6月23日(水) 曇り
現在コンピューターの能力は限界に近づいてきて、高速化も先が見えているという。
トンサンは昔、コンピューターの基礎である2進法を習った時、「10」を認識するのに「1010」と表さなければならないことを知って、『うわ、むっちゃコンピューターって頭悪いな。「有るか無いか」で判断しなければならないんだ。パッと見て「10」って判断できないんだ。』と思った。
ところがその判断が瞬時でできるので、トンサンが計算するよりもずっと速かった。
2進数の基礎
その高速化がどんどん進み、コンピューターは超絶速い処理ができるようになったのだが、そろそろ限界に近づいてきているという。
その理由はCPU(中央演算処理装置)の中のトランジスタの大きさが原子1個の大きさに近づいてきていて、物理的にこれ以下のトランジスタは作れないからと言う。
そこで注目されているのが、量子コンピューターだ。
「量子コンピュータ」って何だろう? と、図書館で本を借りてきた。
左上の本が優しく書かれていて読みやすいのだが、それでも「量子コンピューターとは何か」を理解するのは難しい。
まだ読みだしたばかりなのだが、この本にはこんな風に説明されている。
「量子コンピューターとは、いくつかの可能性の波を重ね合わせて、それらを干渉させて波の大きさを変えたり、タイミングをずらしたりして、重ね合わせ具合を変化させながら問題を解く装置」
う~ん、「有るか無いか」で判断していないことだけはわかった。
0・1じゃなく、なんかアナログっぽいイメージがある。
空飛ぶタクシーがどんどん飛ぶようになれば、2次元の交通信号機ではさばききれない。
立体的な制御が必要となる。
そうなると量子コンピューターの活躍時ではないか。
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