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植物が繰り広げる生き残り策(屋久島)

2012年07月03日 | ぶらり旅

屋久島で繰りひげられてきた植物の生存競争をみる。


着生:他の木にちゃっかり根をおろし養分をいただき生き残る。

10年の杉。
苔むした枯れ木の先に見える小さな杉。これでも10年経つがこの大きさ。
なぜ、年数が分かるかというと、ガイドさんの話では先輩ガイドが毎年写真をとっており10年ということらしい。
大きさは、養分が少ないため小さいが、ここに目を出したからこそ、生き残れたという例。

表面が花崗岩のためどこまでも伸びて、生き残りを図る。
ここには、正面の木以外の根も伸びてきている。この木の根も木々を通り越し10mも先に根を張っている。土らしきものが無い地面でおきている生き残り競争か。

夫婦杉。お互いに枝を共有し、養分のやり取りをしながら生きる共生の例。
このほかにも根が共有している杉はいくつも見られる。
倒木したところに、根を下し生き残る。
二代杉、三代杉などもこの例。
前の10年の杉もこの例。


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