南部吟遊詩人の写真館

このサイトは2023年3月、容量の不足により更新を断念しました。以後は「南部吟遊詩人の写真館2」に続きます。

東根山に登ってきました。

2018年07月25日 05時30分13秒 | 〇〇山に登ってきました。
何をトレーニングしているかというと、岩手山登山に向けての調整です。

去年は登っている途中で足が痛くなってしまいました。結局、雨も降り出したので、登頂はそれもあって断念したのです。

とは言え、悔しい思いをしました。まさか、足が疲れてしまうとは…。

今年は「疲れない足」を作ろうと、登山でトレーニングしているわけです。

しかし、今日もヨメからの縛りがあり、「9時半」までに帰ってこいとの仰せです…。

つーわけで、5時に来ました。



ラフランス温泉の入り口です。



ちなみに、近くには一里塚が…。



復元だそうです。



さて、登山口に来ました。



手前にあるのは「登山小屋」です。ふもとになぜ必要なんだろう…?






案内板を見ますと、比較的簡単な「蛇石コース」でも片道2時間半、下りに2時間で合計4時間半くらいかかるようです。

つまり、降りてくると9時半か…。家まで40分弱かかるから、絶対、間に合わないじゃん…。

でも、行こう!!いつもいつもヨメに縛られてたまるか!!!



いざ、いかん。折角の登山、楽しまなければ。



始めはなだらかな登り。



盛岡信用金庫の看板。



従業員は休日も「ボランティア」で駆り出されるのか…。かわいそうに…。真っ黒だな、この職場。



それはともかく、分岐点に来ましたよ。





今回はさすがに「猫の背コース」まで通る周回コースは行けないかなあ…。

ちなみに、コース図です。

東根山登山ルートマップを開く(別ページにジャンプ)

この図を見るとわかりますが、まるでコース全体が猫のようなので「猫の背」コースなんて名前がついているんですね…。面白い。

絶対、あとで試してみたいコースです。



まあ、今回は「蛇石コース」のみで我慢しましょう。





またも、分岐。



右に行くと、崖!!???



何だったんだろう?今の分岐は…。



登山道が整備されていて、助かります。



途中、ちょっと見晴らしのいい場所もありました。



今日はあまり天気が良くないです。残念。



登山ルートは急すぎず、緩すぎず、ちょうどいい感じ。



道もあまり危ないところはないし…。



で、「一の平」ここまで40分くらい。







わりと早く登らないと、時間に間に合わないので、頑張ります。





途中、道が崩落しているところがありましたが、きちんと補修されていました。すばらしい。



で、分岐です。折角なので、「袖滝の清水」(そだきのしみず)を見てみましょう。



右に進むと近道みたいです。



清水は左手を進みます。



ちょっと、道がぬかるんでいます。



ようやく、「袖滝の清水」に到着。



水がしみ出している程度で、飲めるものではありません。また、「飲用には適しません」と注意書きが…



で、登山道を登ります。



「二ノ平」に着きました。





急ぐので、ほとんど休まずに行きます。







「一本杉」に来ました。





実に見事な杉です。



中間地点は過ぎたかな…?



面白いもの、発見。「機関銃岩」。なんで「機関銃」なの???



なるほど、裏から見たら、こういうことか…



だから「機関銃岩」ってことね。



おそらく、昔の人が空けたものだろうけど、ネーミングはやや、現代的。面白い。


さあ、進みましょう。



この山は登るところは登るけど、なだらかな部分も適度にあり、登りやすい山です。





山頂に近づくにつれて、なだらかな道も増えてきます。



「蛇石展望所」に着きました。



どこらへんに「蛇石」があるのでしょう?



もしかして、右手にある、あの大石かな??



近づいてみましょう。…なるほど。



とぐろを巻いている、蛇のように見えます。



鎌首の視線の先には…



紫波の街並みが…。



けっこう、いい眺めです。岩に登らなきゃいけませんがね。



眺めを堪能させていただきます。





.



さて、戻りますか。



またも。面白いものを発見。



「カラト石」だそうです。





そういえば、盛岡の三ツ割にもそんな名前のバス停があったような…。



もうすぐ、山頂のはず…。



「七曲り」です。ここが面白いことに、本当に7回曲がると、山頂のほうに出るんですよ。





ようやく、視界が開けてきました。



ついに、ここが、



山頂か??いや、「見晴らし展望所」って書いてあるからなあ…、展望確保のための場所であり、「山頂」ではないということか…。



ともかく、着きました。









辺りの様子がわかるようになっています。残念ながらそう天気は良くないので、見晴らしはあまりありませんでしたが…


眺望がいいなあ…、天気のいい時にまた来たい。















なんて、書いてあるのでしょう?これは…




折角なので、山頂まで足を延ばしましょう。



急な下りから、登りへ。



こっちが、山頂?



ん?



これが、三角点???



眺望、まったくなし…。

いや、違う。さらに10分ほど進むと、



こっちか。



こっちが山頂か。





三角点もあるし。



やったー!山頂だあああ!!
でも、目の前の大木が邪魔で、ほとんど眺望はない…。







実に、見事な木ですが…



案内板。できれば、このまま「猫の背コース」に行きたい。



しかし、現在7時15分。猫の背コースに行っていたら、時間に間に合わないな…。

仕方ない。帰るとしよう。



この眺めを楽しんで、朝食のおにぎりを食べてから…。



だいたい、登頂に2時間。コースマップより30分早く登ったけど、あとから来た人は1時間半で登ってきたそうです。

若い男性の方でした。お子さん(小学校高学年くらい)はお父さんの先にひょいひょい上ってきて、まったく疲れた様子なし。

(子ども、おそるべし…)

その方は、高校の時は山岳部だったそうです。高校生は一時間切るそうです。早すぎ!!!

7時40分下山開始。



あとは、ひたすら歩いて…。登山客が妙にいっぱい会います。



うわあ、駐車場、いっぱいだ。私が登り始めたときは一台もなかったのに…。

そりゃ、そうか。5時に登り始めたんだった。

下山完了、8時40分。ほぼ一時間です。


この後、家に帰って9時10分。ヨメに怒られずに済みました。ミッションコンプリート!!!

でも、けっこう疲れましたよ…。ゆっくり登りたかった。


【撮影日:2018年7月22日】


↓↓↓東根山はこのへんです。↓↓↓


ちなみに、山頂から「猫の背コース」はこんな感じ。一年後の記事です。→「東根山にまた登ってきました。」














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