南部吟遊詩人の写真館

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大槌町の「ひょっこりひょうたん島」

2016年04月07日 00時35分56秒 | 沿岸地域
大槌町、海の近くは何もない。



5年前の大震災が全てを持って行ってしまった。



っていうか5年たってもこの更地感はハンパない。





そして、この、「三陸ジオパーク」の看板の先に、



「ひょっこりひょうたん島」は見える。

よく見ると堤防が島までつながっているようだ。
渡れるらしい。



東大の「海洋研究所」なる施設から行けるらしい。



この建物も被災したものらしく、1~2階は窓がない。被災感ハンパない。
でも、よく見ると、3階部分には明かりがついている。なんだか使っているらしい。



使っているなら、1~2階直せばいいのに。っていうかあえて直していないの???

被災を忘れないために???
っていうか1~2階部分は必要じゃないの?始めからなくてもよかったの?
それとも単に不便している?
っていうかそこまでこの施設は仕事があるのか??
いろいろ突っ込みたくなるというか、話を聞きたいけど、今回の主目的はそこではないのでやめておいた。



ここから「ひょっこりひょうたん島」に向かって歩く。



堤防の上を。当然手すりなどないし、落下防止の柵などない。



風が強いので、波をかぶる。っていうか風に流されて、海へ転落しそうになる。
歩いているのは私一人。なかなかリスキーな経験である。



5分もしないうちに島に着くのだが、実際にはもっと長い時間のように感じる。
恐怖は人に時間を長く感じさせる。



これが、「ひょっこりひょうたん島」。
感動である。



自然の岩礁にコンクリを噛ませてある。





そして、歩いて上陸可能にしてある。





これが「弁天堂」。海上の島だけあって、祀るのは竜女である弁天。



嘗てのニュースで中の弁天像も新しくリニューアルされたという話を聞いた。(リンク参考)

津波の被害を受けても、島が失われなかったのはすごいことかもしれないのだが、



さすがに「倒壊の危険があるので立ち入り禁止」とはやむを得ないのか…。



さっきの弁天堂もそうだが、よく塗りなおされている。



手入れしたのだなあ、と思う。



「ひょっこりひょうたん島」ファンにとってはここは「聖地」だ。
(私は別にファンではないが。というかあの番組ほとんど見ていない)
  ↑じゃあなんでお前はここにきたんだ?





しかし、この大槌の「なにもない」感、どうにかならないのかなあ…。もう5年もたつというのに…。

【撮影日:2016/3/31】

↓↓↓ これが「ひょっこりひょうたん島」の場所 ↓↓↓


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