長年倉庫に眠っていた大型ごみに別れを告げた。ついでに資源ごみ。
歯磨きをしてたら、不要のごみ有りませんかとマイクの声が聞こえてきた。
ゆっくりの速度で、軽四輪トラックがやってきた。手を振って停止させる。
ガラクタバイクを見せる。お客さんこりゃ8000円です。いただきます。
なにー。何とかならない。3200円にしときましょう。もうちょっと負けろ。
キリ良く3000円。ごひいきにしてください。私の顔を覚えてください。
若い夫婦の回収車。少し妬けたので、奥さんの顔なら覚えていてやる。
若くてかわいい。2人で一日流して回る。うらやましい。まさか中古じゃ
あるまい。失礼。自転車がいっぱい積んであった。4月だからか。子供の
自転車が危ない。歩道を歩いていたら、後ろから来た5人組のキッズに
接触するところだった。当たったらどっちが悪いのかな。心配してあげる。
どうせ保険など、入っていないだろうし。自分の頭はしっかりヘルメット。
ひっぱたいてやりたい。親の代わりに。これでバイクを乗りだしたらこわい。
ぶつからない運を彼らが一生持ち合わせていることを祈る。いい迷惑だ。