梅雨が明けたかのようないい天気。一人留守番。膝が痛い。買い物に行く。魚は目新しくない。
ただアナゴ天があった。100円。どんなアナゴなのか怖いが、イカ天と一緒に買う。
骨取りサーモン。鯛のかしらあら。月並みの洗濯。またレジで踊る。シーンと静まる。
アナゴ天でざるそば。おいしいでござる。昼から一人。たいくつの極み。いつも夕方実施の
一人カラオケを実施。のこぎりの音をかき消す。2時間20曲をこなす。さらにこれから30分
むなしいが、ひょっとしたら聞いてる人がいるかも。もちろんのどのトレーニングになる。
高い音が1度2度出るようになった。もう少しで栄光の架橋が歌える。むろんキーを落として
歌えばいいだけだが、原曲キーで歌いたい。キーキーさぞうるさかろう。ま、のこぎりもおなじ。
夜の部は、いい曲を残してある。ジュピター。君をのせて。水色の雨。十三湊。大阪ボレロ。
プロにはなれぬが、聞く人を感動させる歌を歌いたい。負けないぞ。いや負けてる。歌詞が覚え
られない。認知症。しかし不思議。メロディだけは頭に入る。不思議だ。カラオケでしか
歌えない。頭が悪いのか。おぼえるが苦手。そういえば英語のテストは不可ばかり。
父親譲りだ。これはしょうがない。じゃ歌は?音痴だった。やっぱり遺伝だけでない。
耳が違うかイヤー翁の耳はロバの耳。今日も地面に向かって歌を吐く。やがて染み出た歌は
近隣の住民に流れる。竹取の翁は、ロバなんだって。バーロー馬には違いない。うまい。
歌がうまい。人参ならぬ住人に噂される翁。伸びたのはみみでなくて鼻でした。