買い物普通。後ろからスポーツカーにぴったりつかれて、青くなる。急ブレーキを踏んだら
どうなるんだろう。ほんと馬鹿がいて困る。車間距離を開けて走ってほしい。警察も
あんな奴を野放しの責任をとってね。まあガキが運転してるのだろう。ただ巻き添えは御免だ。
案の定センターは不出来。前の日のプロの真似をしてみたが、思ったとこに行かない。
ボウルをお尻に振りかざす。もう右や左の旦那さま。まなじりや、おばさんや、小林に
いいとこ見せられなかった。146が最高。ストライクが出ないボウリングは詰らん。
最後は指に力がはいらなくなった。帰る。大音響で帰る。町のねいちゃんが振り返る。
ちょっと気分直し。かえって自動車保険の申し込み。さすがになれて、早く済んだ。
間違えてないか心配。でも保険屋でも間違えることあるからな。プロでもあるのだ。
150点打つこともある。何が違うか投球が、ポケットを正確につく。さあプレイ代を
払おう。ポケットの財布が出てこない。レジの兄ちゃんが薄目でにらむ。厚目清で
その場を繕う。あれ―今日は手がむくんでるか。お客さん。サージカルテープまきすぎ。
財布の抜けが悪いでしょ。姉さんに頼みましょうか。すりのねいちゃんは、指抜けのうまい
ボウリングでも一流だった。翁も抜けるのは一流。頭が抜ける。指抜けが悪くて困っている
竹取の翁であった。