10月1日(土)兵庫県芸術文化センター中ホールにて『ディスグレイスト 恥辱』観劇。
公式HPはこちら!
(公式HPより あらずじ)
ニューヨークの高級アパートメントに暮らすアミール(小日向文世)は
パキスタン系アメリカ人、企業専門の弁護士事務所に所属する優秀な
弁護士だ。妻のエミリー(秋山菜津子)は白人の画家。
ある日、アミールの甥エイブ(平埜生成)が訪ねてくる。エイブはアミールに、
自分たちの指導者が逮捕されたので助けてほしいと訴えに来たのだ。
拒否するアミール、だが妻のエミリーは助けるべきだと主張する。
結局、審問に立ち合い、人生の歯車が狂いだす。
出演者・小日向文世 秋山奈津子 安田顕 小島聖 平埜 生成(ひらのきなり)
この五人での1時間45分の演技、素晴らしかった。
風邪の治りかけで少し眠かったのだが、始まったらそんな気分は吹っ飛んだ!
アメリカで違う人種の人々が、生活していくにはいかに大変か・・
等々、島国日本では普段あまり考えないようなことを叩きつけてくる舞台。
宗教的なことや政治的なことはよくわからんので
「結局、人間的器がどれぐらい~~?!って話じゃないのかねえ・・」と
思うのだけども、考え方の違い、宗教観の違いは『人間的な器』では
埋めることができない問題なのかね・・・?と頭の中グルグル。
一緒に行った旦那とそんな話をしながら帰ってきたんだが
イランやイラクで30年ほど前に仕事をしたことがある旦那は
現場での一番の注意として
「どんなにフレンドリーにされても政治と宗教の話はさけろ!」と言われたらしい。
そういう話聞いただけでも、なんか生生しいなあ・・・と思うのだから
現場アメリカでは、もっとなんか生生しいことが日々あるんだろう。
舞台しょっぱな、旦那さんの絵を描くエミリー(秋山菜津子)。
ここではその肖像画を見てるのは描いてるエミリーとアミールなんだが
舞台最後には、その絵を見る人は
描かれた当人(アミール(小日向文世))だけという対比が最高だった!!
尊敬している彼の肖像画を、彼女は多くの人に見てもらいたかったのかもしれない・・。
でも、最後には・・・・・・彼女からの彼への尊敬も愛もなにもなくなって
自分一人その絵と対峙するアミールの孤独・・・。
怖くなるようなラストシーン。
素晴らしい舞台でした!!こういうの見れたらお芝居って
やっぱりいいなあ~~って思うんだよなあ!!
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(公式HPより あらずじ)
ニューヨークの高級アパートメントに暮らすアミール(小日向文世)は
パキスタン系アメリカ人、企業専門の弁護士事務所に所属する優秀な
弁護士だ。妻のエミリー(秋山菜津子)は白人の画家。
ある日、アミールの甥エイブ(平埜生成)が訪ねてくる。エイブはアミールに、
自分たちの指導者が逮捕されたので助けてほしいと訴えに来たのだ。
拒否するアミール、だが妻のエミリーは助けるべきだと主張する。
結局、審問に立ち合い、人生の歯車が狂いだす。
出演者・小日向文世 秋山奈津子 安田顕 小島聖 平埜 生成(ひらのきなり)
この五人での1時間45分の演技、素晴らしかった。
風邪の治りかけで少し眠かったのだが、始まったらそんな気分は吹っ飛んだ!
アメリカで違う人種の人々が、生活していくにはいかに大変か・・
等々、島国日本では普段あまり考えないようなことを叩きつけてくる舞台。
宗教的なことや政治的なことはよくわからんので
「結局、人間的器がどれぐらい~~?!って話じゃないのかねえ・・」と
思うのだけども、考え方の違い、宗教観の違いは『人間的な器』では
埋めることができない問題なのかね・・・?と頭の中グルグル。
一緒に行った旦那とそんな話をしながら帰ってきたんだが
イランやイラクで30年ほど前に仕事をしたことがある旦那は
現場での一番の注意として
「どんなにフレンドリーにされても政治と宗教の話はさけろ!」と言われたらしい。
そういう話聞いただけでも、なんか生生しいなあ・・・と思うのだから
現場アメリカでは、もっとなんか生生しいことが日々あるんだろう。
舞台しょっぱな、旦那さんの絵を描くエミリー(秋山菜津子)。
ここではその肖像画を見てるのは描いてるエミリーとアミールなんだが
舞台最後には、その絵を見る人は
描かれた当人(アミール(小日向文世))だけという対比が最高だった!!
尊敬している彼の肖像画を、彼女は多くの人に見てもらいたかったのかもしれない・・。
でも、最後には・・・・・・彼女からの彼への尊敬も愛もなにもなくなって
自分一人その絵と対峙するアミールの孤独・・・。
怖くなるようなラストシーン。
素晴らしい舞台でした!!こういうの見れたらお芝居って
やっぱりいいなあ~~って思うんだよなあ!!