一歩一会・・・♪

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長崎聖地巡礼まとめ!!

2017年02月28日 | 歴史に目がテン!
映画『沈黙』を観てから
内田先生と釈先生の対談本『聖地巡礼リターンズ』を読み
すこ~~~~し踏まえながら長崎の町を歩き、
これぐらいの知識じゃ、バカな女には
「いや~~~!長崎って歴史ある街だわ!」・・ぐらいの薄い感想しか
持てないことを嘆きつつ
昨晩、このお二人の対談講演会へ!!(中ノ島フェスティバルタワーにて)

1時間半・・・あっという間でした!!

まずはお二人の近況から。(釈先生のなむなむガールズの話は笑った!)
そして、遠藤周作先生の『沈黙』の話!!(これ感動!)
神様とは本来、お返事のないもの・・・神という存在はあれど
答えてくれないものに対しての、人間の振る舞いが人間の
宗教的成熟である・・・みたいなお話に感動。
・・・って感動はしたが、私は無宗教。

そこで出た釈先生のお話。
日本人って、神様がいるかの質問に「いる」と答えた割合が
世界でもっとも多い・・・でも、「いない」と答えた割合も最も多くて
「わからない」と答えた割合がめちゃくちゃ多いらしい。
へええええ~~~~~!!
この話、妙に面白かった!THE日本人・・・ってアンケートだもん!(♪)

そして釈先生の島倉千代子さんの『九段の母』のお話。(三番の歌詞に注目!)
これが、健康的な(←・・とは仰ってなかったけど)日本の宗教かな~
・・・みたいなお話が印象的!!

混ぜ混ぜしてても・・・まあいいっか!!
・・・ってのが日本の宗教性!


でもでも、長崎ではそれ(混ぜ混ぜ)が許されず
上書き上書きで屈託ありありのものが
そこにある・・・を感じる土地であったとのこと。
キリスト教が入ってきてからは寺院を壊し、
弾圧されてからは教会を壊し
その上に代官所や今の県庁などが作られているとのこと。

毎年、正月に『踏み絵』を踏まされた長崎の人々のうっぷん的なものが
現在の長崎の祭りにつながるのではないか・・・と本の中で
語ってらした下妻さんもゲスト登場(大喜び!!想像通りお綺麗な方!)

下妻さんの長崎の花火のお話に目がテン!!
長崎の人って・・・そんなに花火やるんだ~~~!!(10万ぐらい使うらしい!)
いや~~~、マジそれは歴史的うっぷん晴らしですよ!!
年がら年中お祭りだしね!!
そこをどう考えてるのですか?…とこないだの旅行で長崎の人に質問したら
「小さい頃からですのでべつに!」(←エリカ様的雰囲気ではなかったが・・)
地元の人は、そんなにもなにも考えてないのかもね・・・
そこにあるものをあるがまま・・・なんでしょうけど
でも、そこに歴史あり・・・ってのが
また凄いです!!

弾圧されてもされても続いていくのが『宗教』。だけども
毎年、年明けに踏まされる『踏み絵』のせいで・・・もしかしたら・・・
隠れキリシタンって続いてきたのかも・・・って下妻さんのお話に
「はっ!そうかも~~!」の会場!

「ほっとけば、しぼんでいったかも・・・」
「ほっとかないから続いたのかも・・・」

ひどい弾圧、屈託の塊、歴史長崎の聖地巡りの中でも
枯松神社』はよかったですね~!ほっとしましたね!
・・・とお二人の先生!

あ~~~~~・・・この神社は、この間の長崎旅行では
行けてないよ・・・と心の中で「残念!残念!」がこだまする私・・

この神社も宗教的に「混ぜ混ぜ」の聖地なんですね・・・・
日本では、混ぜ混ぜが許されるし、それが「ほっ♪」と
する場所・・・ほっとする聖地になりえる・・・というか
聖地であるがゆえに、そういうものが建造されて聖地になる・・・って
ことなんですね~~~!!(ここで島倉千代子さんの歌の話が出てきた!)


いや~~~♪♪♪・・・ほかにもいろいろなお話が出てきたし
違う聞き取り方してるかもなんですが
目がテン!!・・・のめちゃ面白いお話が聞けました!!

長崎って・・・歴史のミルフィーユすぎる!!すごい所です!!