ブログ3年目(日記代わりに)

未破裂脳動脈瘤の手術体験(2018年)の記録のためブログを始めました。

太平洋フェリー「いしかり」乗船記(3)

2019年08月23日 20時38分58秒 | 太平洋フェリー乗船記
今回の船室は一等和洋室です。
(今回は、と言うより、今まで一等和洋室しか利用したことがありません。)

船室に向かう通路、前方が船首です。

左側はカプセルホテルのようなS寝台で、通路に挟まれ窓がありません。私の部屋は右側、陸地と反対側の海に面した部屋です。

室内です。ツインベッドと

小上がりがあります。

ベッドから見える位置にテレビがあります。
航海中は、BS全局が視聴でき、操舵室からの展望も楽しめます。


冷蔵庫やトイレ・シャワーも完備


ちょっとしたビジネスホテルのようです。
ホテルに泊まりながら目的地に移動しているようなもので、フェリーの旅も良いです。

船内の様子です。
こちらはインフォメーション。

乗務員に、「何日間の勤務ですか?」と尋ねたら、なんと2週間勤務なんだそうです。
1回の乗務で、苫小牧~名古屋を4往復されているのだとか。体力があるのはもちろんのこと、船が好きでなければ勤まりません。

ラウンジショーの案内がありました。

売店です。


寄港地の北海道、東北、中部地方のお土産品が置いてあります。

雑誌や

オリジナルグッズもありました。


ゲームコーナーには誰もいませんでした。


大浴場です。大きな浴槽が2つ、洗い場も多いので、結構な人数が一度に利用できます。

今日は結構船が揺れていて、浴槽の中でお湯が波打ってました。
汗の季節、潮風も浴びていたので、さっぱりしました。

混んでいたので、展望通路などでの撮影は遠慮しましたが、皆様、ソファーに腰掛け、思い思いの時を過ごしていました。





太平洋フェリー「いしかり」乗船記(2)

2019年08月23日 20時30分30秒 | 太平洋フェリー乗船記
食事を終えてデッキに出ました。
出港の様子を見物です。

日が暮れて岸壁もすっかり暗くなりました。

前方に、アウトレットの観覧車が見えます。


出港時刻が迫り、船尾付近にある乗用車積み込み口が閉じられました。


係留用のロープも外されました。



仙台港は、海岸線から長方形の形に掘り込んで造られた港です。
フェリーはその港の一番奥に船首を頭に接岸しており、港を出るには船首を180度転換する必要があります。
ところが仙台港の横幅が非常に狭く、自力で方向転換することができないため、岸壁の反対側でタグボーが牽引して方向転換します。

今日、手伝ってくれるタグボートです。

フェリーを牽引しながら、後進します。

岸壁を離れました。


タグボートが懸命に引っ張り、みるみる岸壁から離れます。



仙台港の出口です。方向転換が90度進み、船の真横の方向にが出口が見えます。

船首は岸壁に垂直です。


さらに方向転換が進み、タグボートがフェリーターミナルの位置まで来たところで


繋いでいたロープが切り離されました。


180度の方向転換が完了し、停泊中は船首に見えていた観覧車が真後ろに。


どんどん加速して陸地が遠くなりました。

仙台とは、しばらくお別れです。






太平洋フェリー「いしかり」乗船記(1)

2019年08月23日 19時30分00秒 | 太平洋フェリー乗船記
今日は愛車と共に、太平洋フェリーの「いしかり」に乗船し、北海道に向かいます。
太平洋フェリーは5年ぶりで、その時に乗船したのも「いしかり」でした。

太平洋フェリーの航路は、苫小牧→仙台、仙台→名古屋、名古屋→仙台、仙台→苫小牧の4航路があります。
これまで、仙台~名古屋間は複数回、苫小牧→仙台の航路は1回乗船したことがありましたが、仙台→苫小牧の航路は初めてです。

仙台港から車と乗船する場合は、乗船時刻(19:40)の90分前、18:10までに手続きを済ませなければいけません。余裕を持って17:45頃に到着しましたが、既に乗船待ちの車列ができていました。


幸い、受付カウンターは空いていて、並ばずに手続きすることができました。今日は金曜日ということもあり、混んでいるようです。

これから乗船する「いしかり」です。

受付後に乗船待ちの車列に加わりました。



18時から乗客と車の乗船が始まりましたが、私の車が動き出したのは18:15頃でした。
乗船までのひととき、車載のテレビでニュースを見て過ごしました。
いよいよ乗船。今回は船首からです。

ちなみに写真は一時停止中に撮影。
ながら運転ではありません。

乗船目前で、何度か一時停止となりました。


乗船後スロープを下り一段下の甲板に誘導され、Uターンして方向転換し停車しました。
係の方が車止めを設置してくれました。

私は専用エレベータを利用したので通りませんでしたが、運転手以外の皆様が利用する乗船口です。

飛行機と同様、ボーディングブリッジを渡って乗船します。

エントランスのシースルーエレベーターです。
洒落たデザインです。



今回はネット割引(10%off)で申し込みましたが、若干お得ということで、乗船時に朝・夕食セットのプランに変更しました。
今日の混み具合では食事にありつけないと思い、乗船後直ちにレストランに直行。


レストランは正直がっかりでした。
これまで何度も乗船していますが、乗る度に明らかにレベルダウンしています。
バイキング方式なのですが、順番に料理を取っていくと、トレイにすき間がありました。

品数が少なく、これで2千円では高いです。

諦めて、北海道ならではのクラシックビール(700円)を購入し、窓から岸壁の様子を眺めながら、壮行会を開きました。

メインの料理の他に、たこ焼きや豚バラ肉の炒め物

うどんなどもありましたが、


12年程前の最初の乗船時は、シェフが目の前でステーキを焼くサービスや、にぎり寿司、天ぷらをはじめ寄港地の郷土料理などちょっとリッチな食事だった記憶があります。
復路では利用しないかもしれません。






予約が取れました。

2019年07月19日 18時52分38秒 | 太平洋フェリー乗船記
この夏の旅先を検討していて、北海道には10年位行っていないなぁと思い、北海道行きを決めました。
去年購入した愛車と共に仙台からフェリーに乗ろうと思い、ネットで予約したところ、乗船日1か月半も前なのに、希望する船室は満室で、キャンセル待ちとなりました。

幸い、復路の苫小牧から仙台の便は、苫小牧の出港が月曜日だったこともあり、キャンセル待ちから数日後に空きが出ましたが、行きの仙台発の便は金曜日の出港ということで、私はキャンセル待ちの5番目でした。
1か月半もあれば何とかなるだろうと、淡い期待を持ちながら2週間程経って、一昨日予約が取れたとのメールが届きました。

今回予約が取れた「太平洋フェリー」には、一時期はまり、仙台から名古屋までの便に3回、名古屋から仙台までの便に2回、苫小牧から仙台までの便に1回乗船したことがあります。いずれも片道だけの乗船で、往復の行程で利用したことはありませんでした。
また、今年就航した「新きたかみ」にはまだ乗っていませんが、「旧きたかみ」、「きそ」、「いしかり」の3隻(当時の同社の全船)に乗船したこともあります。

来月の船旅が楽しみです。