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『Dr.パルナサスの鏡』

2010-02-01 21:30:09 | 小春的〝小映画〟
私のくぐるたび異なる鏡の世界度  

形容詞にしばしば「鬼才」とつく、テリー・ギリアム監督作品『Dr.パルナサスの鏡』
鏡の中の壮大なファンタジー映画です。

撮影中に亡くなったヒース・レジャーさんが演じていた役←記憶を失ったトニーを
鏡をくぐりぬけるたびに異なるトニーに扮して一時はお蔵入りかとも懸念されたのを完成させたのは
ジョニー・デップさんが永遠の美の世界のトニーとして
ジュード・ロウさんが才能と名声の世界のトニーとして
コリン・ファレルさんが平和で自由な世界のトニーとして演じ分けたから。

幸いにも現実の世界でのトニーはヒース・レジャーさんが既にすべて演じ終えていたとのこと。
現実と鏡の間を行き来する物語であったため違和感無く4人のトニーとしてセッティング出来たのは大きかったと思います。

わかりにくいストーリーに感じる方も中にはいらっしゃるように思います。だけど、やはり今から観ようと思っていらっしゃる方のお邪魔になっては申し訳ない。

導入の部分だけ出来るだけわかりやすくUPしてみますね。このあとなら入りやすいと思います。

一座の座長として娘とともに鏡を使ったショーを見せながら旅から旅、その日暮らしをしていたパルナサス博士には隠された秘密があった。

僧として修行に励む頃、ふとした弾みで悪魔と交わした契約。不死を得る代わり、娘が16歳になったら引き渡すというものだった。

そんなある日、娘、ヴァレンティナが見つけ救った青年トニー。彼の才覚に後押しされるかのよう博士は娘を救う方策として悪魔と鏡を使った賭けをする。

手放しでほめる方とわかりにくかったと言われる方に別れると思います。さらにこういう役がとってもお似合いになる  ジョニー・デップさんは別として

ジュード・ロウさんなんだかお似合いになっていません。
コリン・ファレルさん、申し訳ないけれど少し変 

そんな中10頭身の美少女と呼び声も高い娘のヴァレンティナを演じたリリー・コールさんのスタイルの素晴らしいこと!見ほれました。

あと私が全体的に感じたのは角度やプリズムによって同じものでも視覚に飛び込んでくる映像が違うことありますよね。ナンだか万華鏡を一回しするごとに映る形が異なっていくような。そんな感がありましたね。

それと付け加えると予告編でも流れていた「これが私?」ではありませんが、一番見たい姿にいつも映してくれて気持ちが高揚する鏡があったら・・・。
あるいは手持ちのお金をみーんな渡しても惜しくないと思うのかしら?そんなことを思いながら見つめていました。

最後にあふれる才能を輝かせながら若くして亡くなられたヒース・レジャーさん、本当にもったいないなーと思います。人の死の時期に対して時々本当に解らない事がありますね。

ただただご冥福をお祈りいたします。

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