私の感動でした度

2月に入って初めての試写会で観た映画。
友人と別の映画を観に行った時に募集を知りセッセと館内で書いたものが当たりました。
映画好きの私は新作映画は何本でも観たいほう。素直にラッキーの一言だったのですが、友人は少しムズカシイ内容ではないのかと懐疑的。で、私はといえばその友人とってもわかりやすい。
リトマス試験紙みたく自分基準でつまらないと即寝。まぁ、一日の仕事終わってからすぐに
駆けつけるのだから仕方ないかぁー
でもどうなる?内心思いながら席に付きました。
と言うのも私自身いくつかのキーワード鑑み、
南アフリカ・アパルトヘイト・ネルソン・マンデラ元大統領・タイトル、INVICTUS (インビクタス)・・・ラテン語。不屈と訳すのがやっぱ適当かなー?そして社会性とメッセージ色強い映画を送り出している元俳優、クリント・イーストウッド監督作品。
これはもぉーPolitical(ポリティカル)=政治的要素 作品間違いないかぁー先入観持っていました。
事実、南アフリカの歴史と政治の負の部分も描かれています。経緯ギュ凝縮すると、
尊敬を込めて黒人支持者達からマディバと呼ばれるネルソン・マンデラ元大統領が27年間もの非人道的服役をイギリスの詩人、アーネスト・ヘンリーの詩、「インビクタス」を心の支えにして耐えた後開放され、ついに大統領に当選したところから始まる。
これだけでもムズカシイ。硬い映画だと思いますよね。ところがね、違うんです、これが。
歴史に強い人も、小難しいのは嫌だの人もこの際先入観スッパリ ヾ(*´ー`) ポイで観てみてね。友人もスゴク感動したと言っていました。
ホント押し寄せてきますよー感動。テーマは赦(ゆる)しなのですね。ただ赦すだけでなく懐深くに抱え込むような赦し。
これもギュ凝縮書きしますと、
異なる歴史と価値観を持つ両者(白人・黒人)の一方が台頭し、もう一方が虐げられていた歴史と立場が今逆転しそうになっている。
だけど、国はひっ迫し、両方が手を携え共に歩んでいかないと立ち行かない状況。そんな中、絶妙のバランスで国を束ね、共通のフラッグの役目として国のラグビー代表チームに目をつけ、やがてそのチームが勝ち進むに連れ国も人々もまとまっていく。
今からごらんになろうかと思われている方のお邪魔になっては申し訳ないので簡単ですが、ここまでにしておきます。私としてはご覧くださいとあと一言だけ付け加えさせてくださいね。
根が単純な私、すっかり感動でしたよー。ただ家に帰ってからは違うことも考えました。
旧ユーゴスラビア扮装を思い出したのです。
歴史にお詳しい方だとご存知だと思うのですが、第2次世界大戦後に成立した、6つの民族が分布している地域と、二つの自治州からなる連邦国家旧ユーゴスラビア。
そのどうにもムズカシイ連邦国家の舵取りをしたのがクロアチア人でありながら決してクロアチア人を優遇することのなかった、公平で、人々を引きつける魅力を持ち、合計8つの地域と自治州からなる連邦国家をまるで玉乗りの曲芸のようにバランスを取り、巧く束ねていたチトー元大統領でした。
チトー元大統領にだけに出来た政策的曲芸ですから1980年に同大統領が死去したあとは分裂と民族間の憎しみに拡大の一途。ついにはコソボ紛争となり国は分断。多くの住民が辛苦にさらされることになりました。
それと下手すると同じになる状況だったのだろうなーと思いました。権力を握った人間は国家を存続させるという義務を伴うのですね。簡単なようで時にMAXムズカシイ。
そのための方策は先ずリベンジを断ち切る。それだけでなく赦し・理解し・さらには共感・共通・共有を創り出すことだったろうとも考えます。
出演者もピッタリですよー。ネルソン・マンデラ元大統領には風貌さえも似ている感がしたモーガン・フリーマンさん。
南アフリカのラグビー代表チーム、スプリングボクスの主将、フランソワ・ピナールにはマット・デイモンさんが扮していらっしゃいます。
最後にシニカルなことを少しお書きすると、ご存知のように現在の南アフリカ。経済も治安も決して良好とは言いがたいですね。国を束ねるというのはやはりムズカシイ。一筋縄でいくような簡単なものではないのだと改めて感じます。
だけど、指導者次第でグンと良くなる可能性秘めています。これはどこのお国にも共通することですね。もちろん我が国日本の未来も時の為政者次第なところ否めないわけで。
こんなファジーでカオスで深刻な不景気の時代の日本もうまく束ねていただきたいものです。
あらら。。。柄にもなくまじめにUPしちゃいました。ホントは 花沢類大好き^^なーんて事書いてるほうが似つかわしおバカキャラ@小春さんなのですけれど。
もぉーどーしましょ。
きのう02月11日の閲覧数:679PV ご訪問者数:251IP
順位:1,365,279ブログ中 4,802位 でした。
いつもご訪問いただきお読みくださる方、初めてお立ち寄りくださった方、ありがとうございます。
今日も良い日をお過ごしください~♪ よければまた遊びにいらしてくださいね(*⌒ー⌒ *)



2月に入って初めての試写会で観た映画。
友人と別の映画を観に行った時に募集を知りセッセと館内で書いたものが当たりました。
映画好きの私は新作映画は何本でも観たいほう。素直にラッキーの一言だったのですが、友人は少しムズカシイ内容ではないのかと懐疑的。で、私はといえばその友人とってもわかりやすい。
リトマス試験紙みたく自分基準でつまらないと即寝。まぁ、一日の仕事終わってからすぐに
駆けつけるのだから仕方ないかぁー
でもどうなる?内心思いながら席に付きました。
と言うのも私自身いくつかのキーワード鑑み、
南アフリカ・アパルトヘイト・ネルソン・マンデラ元大統領・タイトル、INVICTUS (インビクタス)・・・ラテン語。不屈と訳すのがやっぱ適当かなー?そして社会性とメッセージ色強い映画を送り出している元俳優、クリント・イーストウッド監督作品。
これはもぉーPolitical(ポリティカル)=政治的要素 作品間違いないかぁー先入観持っていました。
事実、南アフリカの歴史と政治の負の部分も描かれています。経緯ギュ凝縮すると、
尊敬を込めて黒人支持者達からマディバと呼ばれるネルソン・マンデラ元大統領が27年間もの非人道的服役をイギリスの詩人、アーネスト・ヘンリーの詩、「インビクタス」を心の支えにして耐えた後開放され、ついに大統領に当選したところから始まる。
これだけでもムズカシイ。硬い映画だと思いますよね。ところがね、違うんです、これが。
歴史に強い人も、小難しいのは嫌だの人もこの際先入観スッパリ ヾ(*´ー`) ポイで観てみてね。友人もスゴク感動したと言っていました。
ホント押し寄せてきますよー感動。テーマは赦(ゆる)しなのですね。ただ赦すだけでなく懐深くに抱え込むような赦し。
これもギュ凝縮書きしますと、
異なる歴史と価値観を持つ両者(白人・黒人)の一方が台頭し、もう一方が虐げられていた歴史と立場が今逆転しそうになっている。
だけど、国はひっ迫し、両方が手を携え共に歩んでいかないと立ち行かない状況。そんな中、絶妙のバランスで国を束ね、共通のフラッグの役目として国のラグビー代表チームに目をつけ、やがてそのチームが勝ち進むに連れ国も人々もまとまっていく。
今からごらんになろうかと思われている方のお邪魔になっては申し訳ないので簡単ですが、ここまでにしておきます。私としてはご覧くださいとあと一言だけ付け加えさせてくださいね。
根が単純な私、すっかり感動でしたよー。ただ家に帰ってからは違うことも考えました。
旧ユーゴスラビア扮装を思い出したのです。
歴史にお詳しい方だとご存知だと思うのですが、第2次世界大戦後に成立した、6つの民族が分布している地域と、二つの自治州からなる連邦国家旧ユーゴスラビア。
そのどうにもムズカシイ連邦国家の舵取りをしたのがクロアチア人でありながら決してクロアチア人を優遇することのなかった、公平で、人々を引きつける魅力を持ち、合計8つの地域と自治州からなる連邦国家をまるで玉乗りの曲芸のようにバランスを取り、巧く束ねていたチトー元大統領でした。
チトー元大統領にだけに出来た政策的曲芸ですから1980年に同大統領が死去したあとは分裂と民族間の憎しみに拡大の一途。ついにはコソボ紛争となり国は分断。多くの住民が辛苦にさらされることになりました。
それと下手すると同じになる状況だったのだろうなーと思いました。権力を握った人間は国家を存続させるという義務を伴うのですね。簡単なようで時にMAXムズカシイ。
そのための方策は先ずリベンジを断ち切る。それだけでなく赦し・理解し・さらには共感・共通・共有を創り出すことだったろうとも考えます。
出演者もピッタリですよー。ネルソン・マンデラ元大統領には風貌さえも似ている感がしたモーガン・フリーマンさん。
南アフリカのラグビー代表チーム、スプリングボクスの主将、フランソワ・ピナールにはマット・デイモンさんが扮していらっしゃいます。
最後にシニカルなことを少しお書きすると、ご存知のように現在の南アフリカ。経済も治安も決して良好とは言いがたいですね。国を束ねるというのはやはりムズカシイ。一筋縄でいくような簡単なものではないのだと改めて感じます。
だけど、指導者次第でグンと良くなる可能性秘めています。これはどこのお国にも共通することですね。もちろん我が国日本の未来も時の為政者次第なところ否めないわけで。
こんなファジーでカオスで深刻な不景気の時代の日本もうまく束ねていただきたいものです。
あらら。。。柄にもなくまじめにUPしちゃいました。ホントは 花沢類大好き^^なーんて事書いてるほうが似つかわしおバカキャラ@小春さんなのですけれど。
もぉーどーしましょ。
きのう02月11日の閲覧数:679PV ご訪問者数:251IP
順位:1,365,279ブログ中 4,802位 でした。

今日も良い日をお過ごしください~♪ よければまた遊びにいらしてくださいね(*⌒ー⌒ *)