街の看板屋さんのブログです

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ジェラール・ウーリエ「モチベーション」

2009年06月02日 | サッカー全般
フランスサッカー連盟テクニカルディレクターのジェラール・ウーリエ氏がフットボールカンファレンスでこんなことを言っていました。

リバプールにいた頃に、マイケル・オーエンが「練習が楽しくてしょうがない」と言っているので、きっと練習のやり方や私のアプローチの仕方が当時のイングランドにはないものだったからだろうと、そのことを聞きたくてオーエンに「マイケル、なぜだい?」と問いかけたところ

「ピッチがいつもすばらしくて、本当に平らなんです」と答えたそうです。プレーヤーは、すばらしい環境の下では、自然にモチベーションを上げてサッカーがしたくなるものなのです。

日本ではサッカーをやれる環境がよくありません。子供が自由に芝の上でボールを追いかけて転べる空間がたくさん出来ることが、これからの日本のサッカーやいろいろなスポーツに必要なところなんだと思います。無料で自由に転べる場所を作ることが豊かな時間となって帰ってくるのでしょう。

指導者講習のときにインストラクターとの面談で「どうして日本にはよいキーパーが出てきにくいのですか?」と質問されたときに、「日本には芝のグランドがないからです、もっと芝のグランドが出来れば自然にキーパーがでてくると思います」と私は答えました。

サッカー協会も芝のグランドを作るようにしていますが、国がもっと空いてる田んぼや工場を遊べる空間にして、みんなに開放してくれればいいなと思いました。もちろん私は、子供たちのためにサッカーの楽しさを指導したり、サッカーのプレーを楽しみます。