街の看板屋さんのブログです

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少年サッカーのトライアングル

2009年11月10日 | 少年サッカーに一言
サッカーだけではないと思いますが、地域には少年少女のいろいろなスポーツ団体が有ります。そこにはそのスポーツが大好きな子供や友達とかかわれることを目的にそのスポーツを始める子供もいます。親がそのスポーツが大好きで子供をそのスポーツに半強制的に参加させている場合もあるでしょう。

その団体には、運営を引っ張っていくコーチたちがいらっしゃいます。多くはボランティアで運営をなさっているのが現状です。好きなスポーツなので、子供達を指導したり、練習試合を組んだり、いろいろ面倒な仕事もでてきます。

子供達には親が必ずいらっしゃいます。多くの方は子供のためにと、時間を作ってお金をかけてそのスポーツをさせています。初めてのお子さんや一人っ子の場合、自分の子供に対する愛情は人一倍強いことでしょう。

ココで子供を頂点に指導者たちと親たちでトライアングルが出来ます。
子供のためにあるスポーツ団体ですから、子供達によい団体であることが望ましいのですが、指導者が目立ちすぎると少しとんがった三角形になり、安定性が損なわれます。たとえば、子供が勝利優先で出場できなくなったり、お金儲けに走って運営費用が高くなったりします。

また、一番よくあるパターンですが、親が目立ちたがって出てくるとこれは・・・もうひどい団体になります。縁の下の力持ちでいるうちは大変よいのですが、指導者をさしおいて発言してくると困ったものです。ココには指導者の指導不足や経験不足が主な原因であったり、保護者の考え方の未熟さであったりと、経験値がものを言います。

言葉の使い方も大変難しいものです、本来思っていることがなかなか伝わりません。大人同士の会話では特に頭が柔軟ではないので、へりくつの述べ合いもしばしば見受けられます。

最初に述べているのですが、一番大切なのは子供達であって、自分の子供とか上手な子供ではないのです。子供達といった観点から発言しないと、指導者の言葉も保護者の言葉も我がままになっていくのではないでしょうか、指導者は特にこの辺を注意して欲しいところです。

保護者も初めての子供で、夢中になってしまうのはわかりますが、子供達という広い視点で見て上げられると、目の前の試合の勝敗なんてちっぽけなものだと思うはずです。

子供達が将来どんな職業に就くかもわからないうちから、ある特定のスポーツにのめり込みすぎては後悔するだけでしょう。世の中には楽しいことが沢山あるし、学んでおかなければいけないことも沢山あります。

スポーツだけでなく、大人になってもコミュニケーションの取れる、しっかり自分で判断して実行できる人をみんなで育っていきましょう。そういったことで自分もよい人間になっていけるのだと思います。