カミリオネア

ようやくカミリオネアのデビュー盤を聴くことができた。
カミリオネアは今最もヒップホップが盛んな南部のラッパー。南部はヒューストン出身。
南部と一言で言ってもセントルイス、ニューオリンズ、ヒューストン、アトランタ、マイアミなどいろんな場所で様々なスタイルがあるので各地のラップを聴くのも面白い。
今回はヒューストンのラップだが５０セントっぽい感じで聴ける。まぁ５０の曲がサウスのバウンスを取り入れた作りなのでこちらが『本場』なのだろうけど。

このカミリオネアのデビュー盤は日本では発売されていないので非常に残念。同じ時期に（２００５年末）ＣＤを出したリル・フリップはちゃんと日本盤で出てるのになぁ・・・
まだまだ浸透してないのか。フリップの方はまだ聴いてないので改めて聴いてみたいと思ったし、ヒューストンラップの力強さを確認することができた。

前にニューオリンズのジュヴィナイルを聴いたがこれはバウンスビートが前面に出ててサウスってこんな感じなのか～って思っちゃったけど色々あったのね。

ＮＹやＬＡを凌ぐ勢いのこの地域の曲をぜひ聴いてみてほしいなぁ。