弁護士辻孝司オフィシャルブログ

京都の弁護士辻孝司のブログです
弁護士の活動、日々感じたことを弁護士目線でレポートします
弁護士をもっと身近に・・・

リーガル・ハイ第6話 和解

2012-05-29 22:29:49 | インポート

   

Rikon1  離婚がテーマ

 芥川賞作家の夫とフリーキャスターの妻。

 一緒にCMやテレビに出演し、おしどり夫婦として有名な

 二人が実は不仲。

 二人の感情的対立は激しく、話し合いでも、調停でも解決

 には至らず、どろ沼の離婚訴訟となる。

 そして、いよいよ、最重要証人の尋問の直前になって・・・・

                            突如、和解成立!

   

本当の裁判でも尋問の直前というのは和解が成立する一つのタイミングです。

証人尋問なんて嫌だ、恥ずかしい、緊張する、もういいやという心理が働き、事件を決着させて

しまおうという機運になります。

 

Monjya_2でも、もんじゃ焼きはいただけません。

古美門弁護士の言うとおり、吐瀉物にしか見えない。

どうして、ちゃんと焼けてから食べないんだろう 

リーガル・ハイ第6話のストーリーはこちらから

http://www.fujitv.co.jp/legal-high/story/story06.html


京都から死刑制度の廃止をめざす弁護士の会

2012-05-29 08:53:45 | インポート

Heart1

5月23日、京都弁護士会の有志の弁護士91名で、「京都から死刑制度廃止をめざす弁護士の

会」を設立しました。

毎日新聞の報道 

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120527ddlk26040362000c.html

   

多くの人が死刑にするしかないだろう、そう思わざるをえない凄惨な事件があります。

罪なき犠牲者が受けたのと同じだけの苦痛と犯人にも与えなければ納得できない。

被害者だけが死んで、犯人が生きながらえるのは納得がいかない。

それは、被害者や遺族のみならず、多くの人が思う当然の心情です。

私もそう思います。

   

それでも、誤判の問題があります。

無実の人が犯人とされてしまう冤罪もあります。

犯行に至る事情や犯人の責任能力などの情状事実について間違った判断をすることは、

裁判ではいくらでもあります。

こうしたことは、誰よりも、法廷に立つ私たち弁護士が一番よくわかっています。

もちろん、取調べの可視化や証拠開示など間違いのない裁判を実現するために最大限の

努力はかかせません。

しかし、どんなに努力をしても、人間が裁く以上、裁判から間違いを完全になくしてしまうことは

不可能です。

   

罪なき人が、死刑になるべきでない人が間違って命を奪われてしまうことのある死刑制度は

廃止されるしかありません。

そんな思いから、京都の弁護士が集まりました。

ホームページ http://www7.ocn.ne.jp/~kyo_shmk/