落書きか、入れ墨か、アートかーーーー。
ロックな絵を壁一面に踊らせる!
京都府警中京警察署の玄関の壁一面に描かれた巨大な「白虎」たちです!
大迫力で、見事です。
ちまちました絵を飾るのではなく、大胆に壁一面に描くという粋な発想が、警察という一番お堅いお役所で実現したということが本当にすばらしい。
描いたのは、木村英輝さんという繪描きさんだそうです。
中京警察署だけでなく、様々なところに作品を提供されているようです。
「白虎」は中国の伝説上の神獣である四神の一つで、西方を守護する神様。
残る三神は、東方を守護する「青龍」、北方を守護する「玄武」、南方を守護する「朱雀」
青龍は竜、朱雀は鳳凰というのはわかりますが、玄武って何?という感じです。
玄武は、亀と蛇が合体したような姿の神様だそうです。
万城目学の「鴨川ホルモー」でも、京大青龍会、京都産業大学玄武組、立命館大学白虎隊、龍谷大学朱雀団の4つのチームによるホルモーでした。
京都は平安京の時代、この四神によって守られていたとか。
警察署の玄関にはぴったりです。
せっかくだから、北署には玄武、南署には朱雀、東山署には青龍を描いてほしい。
いやいや、それだけじゃなくって、すべての警察署の玄関に木村英輝さんのアートを描いてほしい。
そうすれば、接見に行くのも楽しみになるのになあ。
私の事務所にも描いてほしいなあ。