今年の4月で結婚43年、毎年4月に二人で結婚記念旅行に出かけることにしている。
で、今回の記念旅行は始め白骨温泉に行くつもりだったが、雪解けが遅いので日光に変更した。
2017年4月20日(木)
予定に少し遅れて07:15過ぎに横浜を出発。
東北方面に行くときによく使うルートで、湾岸から葛西IC経由で川口に向かい東北道へ入る。
竹橋、箱崎ルートは分岐が複雑なうえ、渋滞が多いのでいつも敬遠してしまう。
ところが…。
ベイブリッジに入るだいぶ手前から大渋滞。
我慢するしかないのでトロトロ走っていたらベイブリッジの手前で追突事故が起きていた。
既にパトカーが来て事故処理をしていたが少し前に起きたのだろう、それほど長い渋滞ではなかった。
事故現場を過ぎると順調に流れ始めた。
首都高速から東北道に入り佐野SAでトイレ休憩、宇都宮ICで東北道と別れ日光宇都宮道路へと分岐。
日光宇都宮道路を日光ICで下りて、最初の目的地「東照宮」の駐車場へ車を入れた。
時計を見るとまだ10:30前、横浜から約3時間で来たことになる。
何年振りかで訪れる「東照宮」。
駐車場から表参道へ向かう
表参道
表門手前左にある五重の塔
表門(ここから先が有料ゾーン)
表門をくぐると、陽明門を始め、境内の色に違和感を感じる。
今年の3月10日、寛永時代の技法を使って当時(創建当時)の輝きをお披露目したというのだが、個人的には経年変化を経た、風雪に耐えてきた姿が好きなので、たぶんこうだったのではと塗り直すのはどうなのかなぁと思う。
当時の色を忠実に再現できたかどうかは見たことのある人は誰もいないしね。
三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)
陽明門(創建当時の色彩が蘇ったと言われるが)
唐門
眠り猫(奥宮 入口)
奥宮拝殿下の狛犬
奥宮拝殿
奥宮 宝塔(家康公墓所)
二荒(ふたら)山神社へ
旅行初日の昼食は、日光ならではの「ゆば料理」と決めてきた。
が、目的の小料理屋の前に来たら、なんと休業日の札がかかっている。
「わっ、どうしよう。次点でガストしか考えてないけど…」
「ガスト? せっかく来たんだからどこかでゆば食べたぁぃ」
「じゃ、少し歩いて探してみるか」
仕方なくロマン街道を日光駅の方へ少し行くと、
「ここ、どう?」
「いいかも」
で、見つけたのが「さんフィールド」さん。
のれんに「ゆば料理」とある。
入ってみると、
「定休日だけど「ゆば御膳」と「ゆばの刺身」だけ出しています」との案内。
良かったぁ。
目的のゆばが食べられる。
迷わず「ゆば御膳」をお願いする。
そして出てきたのが、この「ゆば御膳」。
しかも驚きの1,800円。※2024.08現在 2,200円になっています。
タケノコと見間違うようなデンと構えている巨大なゆば。あえて個人的にタケノコゆばと呼ばせてもらおう。
料理の説明を聞くと、このタケノコゆばは普通の3倍の量があるのだという。輪王寺さん御用達の店から同じものを特注しているのだという。
それをコトコトと4時間煮込んであるのだそうだ。
良く味がしみ込んでいて、とても美味しい。
煮たり、揚げたり、調理の仕方でゆばがこんなに風味豊かになるなんて。
初めてゆばをガッツリ食した。
これは良い店に巡り合えた。
日光駅近くでゆば料理を食べるのなら、絶対におすすめの店である。
「さんフィールド」さんのHPがありました。甘味喫茶の店だそうです。
「さんフィールド」さんのHPはこちら
雑学だが京都では「湯葉」、日光では「湯波」と書くのだそうだ。
おなかも一杯になったし、次の目的地「日光江戸村」へ向かう。
ナビにセットした駐車場の手前で法被(はっぴ)姿の人が駐車場へ誘導をしていたので、そのまま駐車したら良く良くみると「江戸村前駐車場」と書かれていた。
本家の「江戸村駐車場」がさらに奥にあったので、なんだか騙された感じ。
でも駐車料金が本家より200円安い600円だったので、まぁ許せるか。
ゲート(関所では役人が人別改めをやっている)
さて、ここ「日光江戸村」は現代に江戸の街並みの一部がそっくりタイムスリップした様子をコンセプトにしているテーマパークである。
チケットを買ってゲート(関所)をくぐると、もうそこは江戸の町。
浪人や町娘、商人たちがあちこちにいて、いろいろなパフォーマンスで私たちを楽しませてくれる。
さらに貸衣装があって、武士や町人、町娘、お姫様などに変身できる。
事実、あきらかにスタッフではない江戸人があちこちで見受けられた。
和服を着て江戸時代にタイムスリップできるって、特に海外からの観光客には新鮮なんだろうね。
園内の数か所に劇場があって、それぞれショーが行われる。
私達は「大忍者劇場」で14:10からの忍者ショーを楽しんだ。
ショーには一応ストーリーがあるようだが、見ていて良く分からなかった。
劇場内が真っ暗になり、やがて薄暗いステージの上で強烈な光と音と音楽につつまれて忍者数名が激しく戦う様はかなり迫力があり、これは一見の価値がござろう。
(日光江戸村HPより拝借)
30分の忍者ショーが終わり、途中入場となるが「南町奉行所」のショーを見に行った。
ここでは観客から選ばれた方が大岡越前役となってお白州のお裁きをやるようで、我々が入った時には既に大岡越前の役が決まっていてちょうど登場する場面であった。
今回の方(と言っても他は知らないが)は軽いノリの方で、「良きに計らえ」ではなく「いんじゃない」的なセリフ続出でおおいに笑わせてもらった。
(日光江戸村HPより拝借)
今夜の宿は鬼怒川温泉郷にある「花の宿 松や」さん。
いつもの「ゆこゆこ」で見つけた宿だ。
大正ロマンを彷彿させる華やかさと、抒情あふれる竹久夢二の世界に包まれて、ごゆっくりとおくつろぎくださいませ。
鬼怒川のせせらぎ沿いにたつ当館では、風情ある温泉や味わいはもちろん、川辺につづく庭園より川面におりたら、清らかな流れを肌で感じていただけるなど、四季の趣と和風情緒がたよやかに織りなす様々なおもてなしをご用意しております。
(花の宿 松や 公式HPより)
館内にはあちこちに花が、また竹下夢二の絵が飾られていてチョットいい感じ。
庭園から鬼怒川の河原に降りてみた。
夕食は畳敷きの広間にいくつかテーブル席がしつらえた部屋に案内された。
テーブルは部屋別の指定席になっている。
私達は晩酌派で主食がアルコールなので、品数は十分。頃合いを見て料理が出されるのもグッド。
最後のデザートはワイフにまわったが、ほぼ完食。
お湯も食事も満足、満足。
鼻が利くのか、このところ宿を外したことがない。
鬼怒川温泉は初めてだったが、静かに過ごすのにおすすめの宿だ。
2017年4月21日(金)
旅行2日目はまっすぐ帰宅する予定だったが、今回のツアーにセットで付いてきた招待券があるので宿の目の前にある「人形の美術館」へ寄ることにした。
人形達にはそれぞれの生まれた時代の背景や文化・風俗が個々の魅力・個性として色濃く映し出されています。それをお伝えすることができたら…
そう思って人形の美術館を設立いたしました。
皆様の心に、何か少しでも伝わって旅の思い出の1ページに加えていただけたら幸いです。
「人形の美術館」公式HPより
割と広い駐車場に車を止め、入口を入るとそこは2階である。
展示室は3階が洋人形、1階が日本人形となっている。
10時少し過ぎに鬼怒川温泉郷を出発。
来た道を横浜へと飛ばした。
帰り道も順調で、約3時間で横浜へ帰ってきた。
来年はどこへ行こうかなぁ。
で、今回の記念旅行は始め白骨温泉に行くつもりだったが、雪解けが遅いので日光に変更した。
2017年4月20日(木)
予定に少し遅れて07:15過ぎに横浜を出発。
東北方面に行くときによく使うルートで、湾岸から葛西IC経由で川口に向かい東北道へ入る。
竹橋、箱崎ルートは分岐が複雑なうえ、渋滞が多いのでいつも敬遠してしまう。
ところが…。
ベイブリッジに入るだいぶ手前から大渋滞。
我慢するしかないのでトロトロ走っていたらベイブリッジの手前で追突事故が起きていた。
既にパトカーが来て事故処理をしていたが少し前に起きたのだろう、それほど長い渋滞ではなかった。
事故現場を過ぎると順調に流れ始めた。
首都高速から東北道に入り佐野SAでトイレ休憩、宇都宮ICで東北道と別れ日光宇都宮道路へと分岐。
日光宇都宮道路を日光ICで下りて、最初の目的地「東照宮」の駐車場へ車を入れた。
時計を見るとまだ10:30前、横浜から約3時間で来たことになる。
何年振りかで訪れる「東照宮」。
駐車場から表参道へ向かう
表参道
表門手前左にある五重の塔
表門(ここから先が有料ゾーン)
表門をくぐると、陽明門を始め、境内の色に違和感を感じる。
今年の3月10日、寛永時代の技法を使って当時(創建当時)の輝きをお披露目したというのだが、個人的には経年変化を経た、風雪に耐えてきた姿が好きなので、たぶんこうだったのではと塗り直すのはどうなのかなぁと思う。
当時の色を忠実に再現できたかどうかは見たことのある人は誰もいないしね。
三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)
陽明門(創建当時の色彩が蘇ったと言われるが)
唐門
眠り猫(奥宮 入口)
奥宮拝殿下の狛犬
奥宮拝殿
奥宮 宝塔(家康公墓所)
二荒(ふたら)山神社へ
旅行初日の昼食は、日光ならではの「ゆば料理」と決めてきた。
が、目的の小料理屋の前に来たら、なんと休業日の札がかかっている。
「わっ、どうしよう。次点でガストしか考えてないけど…」
「ガスト? せっかく来たんだからどこかでゆば食べたぁぃ」
「じゃ、少し歩いて探してみるか」
仕方なくロマン街道を日光駅の方へ少し行くと、
「ここ、どう?」
「いいかも」
で、見つけたのが「さんフィールド」さん。
のれんに「ゆば料理」とある。
入ってみると、
「定休日だけど「ゆば御膳」と「ゆばの刺身」だけ出しています」との案内。
良かったぁ。
目的のゆばが食べられる。
迷わず「ゆば御膳」をお願いする。
そして出てきたのが、この「ゆば御膳」。
しかも驚きの1,800円。※2024.08現在 2,200円になっています。
タケノコと見間違うようなデンと構えている巨大なゆば。あえて個人的にタケノコゆばと呼ばせてもらおう。
料理の説明を聞くと、このタケノコゆばは普通の3倍の量があるのだという。輪王寺さん御用達の店から同じものを特注しているのだという。
それをコトコトと4時間煮込んであるのだそうだ。
良く味がしみ込んでいて、とても美味しい。
煮たり、揚げたり、調理の仕方でゆばがこんなに風味豊かになるなんて。
初めてゆばをガッツリ食した。
これは良い店に巡り合えた。
日光駅近くでゆば料理を食べるのなら、絶対におすすめの店である。
「さんフィールド」さんのHPがありました。甘味喫茶の店だそうです。
「さんフィールド」さんのHPはこちら
雑学だが京都では「湯葉」、日光では「湯波」と書くのだそうだ。
おなかも一杯になったし、次の目的地「日光江戸村」へ向かう。
ナビにセットした駐車場の手前で法被(はっぴ)姿の人が駐車場へ誘導をしていたので、そのまま駐車したら良く良くみると「江戸村前駐車場」と書かれていた。
本家の「江戸村駐車場」がさらに奥にあったので、なんだか騙された感じ。
でも駐車料金が本家より200円安い600円だったので、まぁ許せるか。
ゲート(関所では役人が人別改めをやっている)
さて、ここ「日光江戸村」は現代に江戸の街並みの一部がそっくりタイムスリップした様子をコンセプトにしているテーマパークである。
チケットを買ってゲート(関所)をくぐると、もうそこは江戸の町。
浪人や町娘、商人たちがあちこちにいて、いろいろなパフォーマンスで私たちを楽しませてくれる。
さらに貸衣装があって、武士や町人、町娘、お姫様などに変身できる。
事実、あきらかにスタッフではない江戸人があちこちで見受けられた。
和服を着て江戸時代にタイムスリップできるって、特に海外からの観光客には新鮮なんだろうね。
園内の数か所に劇場があって、それぞれショーが行われる。
私達は「大忍者劇場」で14:10からの忍者ショーを楽しんだ。
ショーには一応ストーリーがあるようだが、見ていて良く分からなかった。
劇場内が真っ暗になり、やがて薄暗いステージの上で強烈な光と音と音楽につつまれて忍者数名が激しく戦う様はかなり迫力があり、これは一見の価値がござろう。
(日光江戸村HPより拝借)
30分の忍者ショーが終わり、途中入場となるが「南町奉行所」のショーを見に行った。
ここでは観客から選ばれた方が大岡越前役となってお白州のお裁きをやるようで、我々が入った時には既に大岡越前の役が決まっていてちょうど登場する場面であった。
今回の方(と言っても他は知らないが)は軽いノリの方で、「良きに計らえ」ではなく「いんじゃない」的なセリフ続出でおおいに笑わせてもらった。
(日光江戸村HPより拝借)
今夜の宿は鬼怒川温泉郷にある「花の宿 松や」さん。
いつもの「ゆこゆこ」で見つけた宿だ。
大正ロマンを彷彿させる華やかさと、抒情あふれる竹久夢二の世界に包まれて、ごゆっくりとおくつろぎくださいませ。
鬼怒川のせせらぎ沿いにたつ当館では、風情ある温泉や味わいはもちろん、川辺につづく庭園より川面におりたら、清らかな流れを肌で感じていただけるなど、四季の趣と和風情緒がたよやかに織りなす様々なおもてなしをご用意しております。
(花の宿 松や 公式HPより)
館内にはあちこちに花が、また竹下夢二の絵が飾られていてチョットいい感じ。
庭園から鬼怒川の河原に降りてみた。
夕食は畳敷きの広間にいくつかテーブル席がしつらえた部屋に案内された。
テーブルは部屋別の指定席になっている。
私達は晩酌派で主食がアルコールなので、品数は十分。頃合いを見て料理が出されるのもグッド。
最後のデザートはワイフにまわったが、ほぼ完食。
お湯も食事も満足、満足。
鼻が利くのか、このところ宿を外したことがない。
鬼怒川温泉は初めてだったが、静かに過ごすのにおすすめの宿だ。
2017年4月21日(金)
旅行2日目はまっすぐ帰宅する予定だったが、今回のツアーにセットで付いてきた招待券があるので宿の目の前にある「人形の美術館」へ寄ることにした。
人形達にはそれぞれの生まれた時代の背景や文化・風俗が個々の魅力・個性として色濃く映し出されています。それをお伝えすることができたら…
そう思って人形の美術館を設立いたしました。
皆様の心に、何か少しでも伝わって旅の思い出の1ページに加えていただけたら幸いです。
「人形の美術館」公式HPより
割と広い駐車場に車を止め、入口を入るとそこは2階である。
展示室は3階が洋人形、1階が日本人形となっている。
10時少し過ぎに鬼怒川温泉郷を出発。
来た道を横浜へと飛ばした。
帰り道も順調で、約3時間で横浜へ帰ってきた。
来年はどこへ行こうかなぁ。