昨日から高配当株投資についてお伝えしています。
高配当株投資とは、配当金を多く出す会社の株を買う方法です。
高配当株を買うとき、一社だけの株を全額買ったらどうなるでしょうか。
危険すぎますよね(汗)もしその会社が潰れたら株もお金もすべてパーになってしまうからです。
そこで複数の会社に分散して投資する必要が出てきます。
米国株なら8〜10社、日本株なら50社くらいに分散するのが安全とされます。
米国株についてはバフェット太郎さんの著書『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』がおすすめです。
なお複数の会社に分散するといっても無闇に分散するのではなく、セクター(分野)をわけて分散するのが有効です。
たとえばバフェット太郎さんは景気サイクルを「回復」、「好況」、「後退」、「不況」の4期にわけ、それぞれに強い銘柄を選ぶという方法を推奨しています。具体的には、
「回復」ハイテク株、金融株
「好況」資本財株、一般消費財株、サービス株、素材株
「後退」エネルギー株
「不況」生活必需品株、ヘルスケア株、通信株、公益株
といった感じです。バフェット太郎さんが具体的にどんな会社を勧めているかについてはぜひ本書を手に取り、ご確認いただければと思います。
またバフェット太郎さんは、もらった配当金を使ってしまうのではなく再投資することを勧めています。これによって元本が雪だるま式に膨らみます。その結果、配当金の額はさらに増えます。
こうしてもらった配当金を再投資することで、お金がお金を生むマシンができあがります。バフェット太郎さんはこれをマネーマシンと呼んでいます。
ところで個別株を選んで買うのが面倒という人には優良企業の株の「詰め合わせパック」を購入するという手もあります。この「詰め合わせパック」のことをETFといいます。
ETFについては後日改めてお伝えします。