このブログでは株でゆっくり小金持ちになる方法をご紹介しています。
①インデックス投資
②高配当株投資
この2つです。①インデックス投資については過去の記事をご覧ください。
今日ご紹介する②高配当株投資とは、配当金を多く出す会社の株を買う方法です。
配当金を多く出す会社とは、だいたい成熟し切ったおじいちゃん企業が多いんですね。もうこれ以上成長しないから、せめて出た利益は配当金としてあげるよという感じです。
反対に成長期の企業は配当金を出さずに、株主から集めたお金を事業のさらなる拡大のために使います。たとえばグーグルとかアマゾンなどのハイテク分野がそうですね。
では配当金を多く出すおじいちゃん成熟企業はもう成長しないから潰れるのかと言えばそんなことはありません。
こうした成熟企業の典型として、たとえばコカ・コーラやマクドナルド、P&G、ジョンソン&ジョンソンなどがあげられます。
こうした日常品や飲食品、あるいは石油などのエネルギー分野というのは、私たちにとって必要がないどころか、むしろ大いに必要としているわけです。
こうした分野はある意味でもうこれ以上大きく成長することはありません。そのため事業を拡大する必要もないので、出た利益をなるべく株主に還元しようと配当金を出します。
だからこうしたおじいちゃん企業の株を買えば毎月私たちにお小遣いがチャリンと入るわけです。
たとえば私は毎月住宅費を払っています。ここに配当金が毎月3万円入ってきたらどうでしょうか。住宅費負担が大きく下がりますよね。
これはありがたいです。給料が3万円アップするようなものです。
ただ月に3万円の配当金を得るためには、約1000万円分の高配当株を買う必要があります。高配当株の利率は平均3〜4%くらいだからです。
1000万円で月々3万って少なくない?と思われるでしょうか。でもこうした企業はそう潰れませんから、預金しておくよりはいいと思いませんか?
また配当金を受け取り続けていれば、やがて元本以上の総額を受け取ることができます。もちろん元本は元本でなくなるわけでもありません。まさにお金の湧き出るお金の泉ですね。
老後の支えにもなります。
ただいい話だけではありません。アメリカ株には為替リスクがつきものです。円高に傾けば配当金も減るわけです。
1ドル120円が1ドル80円になれば、配当金も3分の2になります。そのためアメリカだけでなく、日本企業の高配当株も買ってバランスを取る必要があります。
さらにセクター(分野)を分散させる必要もあります。たとえば景気に左右されやすいセクターの株だけでは、不景気になったとき配当金が減配あるいは無配になるリスクがあります。
明日もこの話を続けます。