今年筑波では、あまり雪が降らなかったように思う。
前から、雪景色は描きたかった。
自分の能力を、考えもせず、ただただ。
朝起きたら、外は、真っ白。
描かなくっちゃ!
でも、雪の降り方はひどく、外に立っていられる状態ではなかった。
そして、次の日。
南天に乗っかった雪は、だいぶ解けていた。
イスを家の中から持ち出しスケッチ。
描き始めて、ちょっと後悔した。
あまりにも、南天の葉っぱの表現が難しかった。
また、描いているとものすごく冷えてきた。
休みながら描いた。
この南天は、我が家の門を入ってすぐのところにある。
今の家に引っ越してきて、植えた。
この建売住宅は、50倍の倍率だった。
実母は「こんな、当たるはずのないものが当たるなんて!
一年間注意して暮らしなさい。」
母の言葉も、当たった。
その年、母は、余命を宣告され、連れ合いも、病気になり、子供達は、まだ保育園だった。
そして、わたしは、「難を転じる」という「南天」を、南側の一番いい場所に植えた。
どうも、その「南天」の効力は、少しはあったような気がする。
勢いのついた南天は、赤い綺麗な実を、毎年つけて、
わたしの心を明るくしてくれている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます