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日本航空 復活なるか?

2010年01月12日 | ひとりごと
日本航空の経営再建を主導する企業再生支援機構と日本政策投資銀行は11日、
日航による会社更生法の適用申請にあわせ、現金の流出などに備えて
総額8000億円の資金を準備する方向で調整に入った。
日航は19日にも会社更生法の適用を申請する構えで、信用不安から、
海外を含む取引先への現金払いが一時的に膨らむ可能性がある。資金不足で決済が
できない事態を回避するため、政府や機構は十分な資金を用意しておく必要があると判断した。
[1月12日3時6分配信 読売新聞]

日本航空が復活するためには国の資金注入だけでは難しい。
前原大臣が羽田をハブ空港とする考えを示したが「俺は男だ」知事に批判され、すぐトーンダウンしてしまったが、世界のニーズからすれば羽田のハブ国際空港がベストなのは関係者の中では当たり前。
成田はキャパシティー不足を始め二本の滑走路の航空会社への権益振り分けにより生ずる発着数の非効率や世界の国際空港ではありえない発着時間制限により40万回の発着可能枠が半分しか確保できていないなど世界でも超非効率的な国際空港だ。
世界標準となるオープンスカイに取り残されている日本の航空施策が変わらないかぎり日航に税金注入をしてもその先が国内路線のキャパの争奪戦では先行きが暗い。せめて羽田のペリメータ規制を外して成田とのダブルウイングを行い、その結果を踏まえて新たな方向へ転換すべきではないのだろうか?
とにかく、日本の航空行政は致命的遅れと的外れのダブルウイングであることだけは否定できない。

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