七ヶ浜の農地復旧に!! 浦霞発 日本酒のチカラプロジェクト
12月26日に七ヶ浜町阿川沼排水機場前にて
株式会社佐浦(本社/宮城県塩釜市 浦霞醸造元)様の
「復興へ 頑張ろう!みやぎ 浦霞発、日本酒のチカラ」プロジェクト寄贈による
軽トラックと排水ポンプの贈呈式が行われました。
「復興へ 頑張ろう!みやぎ 浦霞発、日本酒のチカラ」プロジェクトは、
株式会社佐浦様の売上金などの他、自社イベント収益の一部や各地からの支援を
地域の復興へつなげていくプロジェクト。
浦霞をはじめ、各銘柄1本あたり5円を積み立て、地域の復興につなげるというものです。
震災後の2011年より、様々な地域での支援を行っていらっしゃいます。
(詳しくは、浦霞醸造元 株式会社佐浦 公式ホームページをご覧ください)
佐浦さんとなならぼとは、
今年の春先にご縁があり様々な情報交換含め、今回のご支援につながりました。
贈呈式では、
株式会社佐浦 佐浦弘一社長様から、
創業以来、地域に育まれ地域とともに歩んできた私たちにできることとして
今回の支援につながりました。是非、今後の復旧に向けて活用していただきたい。
と、励ましのお言葉をいただき、
寄贈後、車両・排水ポンプの管理を行っていただく
七ヶ浜土地改良区我妻周悦理事長様から、
後世に完全復旧した七ヶ浜の農地を託せるように、
復旧に向けて一丸となることが私たちの役割。
今回のご支援を有効に活用し、
2年後にはなんとか農地の完全復旧をめざしてゆきたい。
と、これからの農地復旧に向けての意気込みを語っていただきました。
七ヶ浜町は、被災地の中で一番小さい町。
農地は海岸に面しており東日本大震災の津波で作付面積の93%が被害を受け、
被災地域の中では最大規模の被災状況…。
東日本大震災より間もなく3年。
一部農地で作付が始まりましたが、他の地域では、今だボランティアさんによる
瓦礫拾いが手拾いで行われています。
ご存じのように細かい瓦礫は手拾いでしか拾うことができません。
いつか根菜を植えることができる柔らかい根にストレスのない農地になること、
そして復旧した農地が新たな機能を果たすこと、
なならぼは、
七ヶ浜町の第一次産業をこれからも支援してゆきたいと思っています。