日日雑感

その日の気になった出来事や
七ヶ浜町の状況をつぶやいています

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寺田寅彦の諫言

2009年05月24日 | ひとりごと

青空市で買ってきたカスミソウです。
他ではこの色は見かけないので
毎年これを買うのを楽しみにしています。


今日は5月24日、1960年に起きたチリ地震が日本時間では
5月23日午前4時11分20秒に発生、それから22時間かけて
日本に津波が押し寄せてきた日です。
5月24日未明に最大で6メートルの津波が三陸海岸沿岸を中心に
襲来し、142名が死亡した。

津波による被害が大きかった岩手県大船渡市では53名、宮城県志津川町
(現・南三陸町)では41名が死亡。
一方で度重なる津波被害を受けた田老町(現在の宮古市)では
高さ10メートルの巨大防潮堤が功を奏して人的被害は皆無であった。
あれから49年、今日、我が家で取っている朝刊には、それらしき記事はなかった。
「天災は忘れた頃にやって来る」という有名なこの表現は、夏目漱石の弟子として知られる科学者、
寺田寅彦(1878~1935)の言葉だといわれている。
日本列島で暮らしている以上、いつどこで大地震に
見舞われてもおかしくない。

忘れないでおこう。



満腹と満開

2009年05月19日 | ひとりごと
先週の土曜日、息子の寮に荷物を届けに行った帰りに
久々に牛丼(すき家)を食べました。ただ今、330円セ-ルでした。

いつもの食べ方はこれに七味をかけて
さらに紅しょうがを

半分ほど食べたらさらに (ピントがあまかった)

ごちそうさま

お目目なおしに  我が家のクレマチス咲きました

口承伝説  花の淵

2009年05月15日 | ひとりごと
花淵浜の由来

貞観の地震後、鼻節神社の山一体に咲き誇っていた紅枝垂れ桜の花びらが紺碧の海を紅(くれない)に染めた。
紅が波うち輝く様はこの世のものとは思えぬほどであった。
紅の花の淵、花淵となった所以である。
紅の波は悲恋の二人の婚儀を祝うかのよう静かに舞い漂うのであった。
清少納言の枕草紙にも「はなふちの社」とあり多く歌に詠まれているのは、その美しい様が遠く都まで聞き及んでいたことを伝えるものである。

後にこの地に城を築き治めることとなった氏が花淵紀伊となるも何かの縁であろう。

口承伝説  恋人の丘

2009年05月13日 | ひとりごと
昔、ある青年が鼻節神社へお礼に参じていた。
以前から好意を抱いていた娘を嫁に欲しいと願をかけていたのだが
親が相(あい)調(ととの)えた相手が見初めた娘であったからだ。
明日はいよいよ婚礼の日。手を合わせこころから神仏の加護に感謝していたまさにその瞬間(とき)、
地面がうなり声をあげるやいなや
天地がひっくり返るように青年は社(やしろ)の山ごと紺碧の海に飲み込まれ沈んでいってしまった。
859年の貞観の大地震である。
娘は深く悲しんだ。青年が好意を抱いていたように娘も「あのひとの嫁になりたい」と
ひそかに願っていたのだった。
青年が眠る海へむかってくる日も、くる日もいとしい名前を呼び続けた。
その悲しみに満ちた娘の声が、海に沈んだ社(やしろ)へ届いたのか、ほどなく娘は青年のもとへ旅立った。
不憫に思った家族は、その海が見える小高い丘に塚をたて供養した。
それ以来、恋しい人の名をその海に向かって叫ぶと、思いが叶うという。

娘が眠る小高い丘から見える美しい白い砂浜がその当時のなごりを残している。
前塚浜という。


七ヶ浜でメキシコを味わう

2009年05月06日 | ひとりごと
TVの取材も来ていました

七ヶ浜国際村でのインタ-ナショナルデイ2009は
今、何かと話題になってしまったメキシコ!



舞踊、音楽のステ-ジや展示物、メキシコならではの民芸品、雑貨など物産品の紹介・販売なども


でも、このタコス550円はちょっとなあ


そこで みお七ヶ浜へ移動し  新作の「こってり汐ら-めん」を堪能

ささやかな幸福

2009年05月02日 | ひとりごと
環境、エコなどは、時代の中心的話題になっているが宮本憲一氏の著書の中で
ちょっと苦言を呈しているくだりを見つけましたので紹介します。

「環境技術や環境産業が発達すればするほど大量生産、大量消費を容認することになり得る可能性があるのです。・・・(中略)つまり廃棄物を資源にするということは今までゴミと言っていたものを資源にするということ。
このことが新しい環境政策のように言われるが、そうなると大規模にゴミがでてこなければいけない。
企業として儲かる、どんどん大きくしようと思えば消費を少なくして
廃棄物がでなくなってしまったら、もうその産業は成り立たないわけだから。
たとえば、かつて300人ぐらいだった環境対策の自治体職員が、
今は1万2000人ぐらいになっている。
これは悪いことではないが環境問題をなくしていけば不必要になる職員数がどんどん増えて、その職員を維持しようと思うと環境問題は常に起こっていなければならない。・・・」

環境政策は大きな矛盾を抱えており環境を守るという本質を見極めなければならないということだろう。この他の著書で「都市環境というものを破壊したものは車社会なのだ」という話には「なるほど」と頷ける。
あっという間に読んでしまった。

大型連休をフルに旅行で満喫されている方は大勢いらっしゃるのでしょうね。
私は休みが1日だけですので近くの温泉にでもつかりながら読書がせいぜいでしょう。
しかし湯につかり本読んで転寝するのが私のささやかな幸福の時間なのです。

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