「いいかげんにして」首長ら怒りあらわ
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「本当にいいかげんにしてくれ。一歩間違えれば大きな事件になる可能性もあった」。米兵が住居侵入容疑で逮捕された事件を受け、地元の翁長雄志那覇市長は18日、怒りをあらわにした。今月、住居侵入傷害事件があったばかりの読谷村、容疑者の所属先普天間飛行場を抱える宜野湾市でも、首長が事件続発に不満をぶつけた。
翁長市長は、外出禁止令の実効性について「もともと信用も期待もしていない」とばっさり。読谷村の事件後の対応を例に「日本政府はいつもその時々をやり過ごすだけ。県民は怒りや悲しみを通り越し、(政府の)本質を冷静に見ている」と指摘した。
改善の見られない現状に対し「今までの沖縄の怒りとはちょっと違うということを日米両政府が感じて対応しないと、今後の行く末には大変な懸念がある。よっぽどしっかり目を向けるべきだ」と警告した。
読谷村は今月2日の住居侵入傷害事件を受け、14日に抗議の村民大会を開いたばかり。石嶺傳實村長は今回の事件を知らされ、「えっ、またか」と絶句。海軍、空軍、海兵隊と相次ぐ事件に「米軍は一体どういう感覚なのか。政府も毎回『遺憾』とか言いながら全く改善されない。基地を提供する側にも責任がある。この怒りをどこにぶつけたらいいんだ」と憤った。
普天間飛行場がある宜野湾市の佐喜真淳市長は、事件の一報を聞き、「まったく言語道断。決して許されない」と厳しい口調で述べた。
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*いくら仲井真さんが辺野古容認に回帰したくても、それをできなくしているのが米軍だろう(普)