平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

11月19日~11月25日

2012-11-20 13:32:46 | インポート

11月25日(日)宮古毎日新聞
【青島(中国山東省)時事】70日ぶり全面営業再開 反日デモ被害のジャスコ 中国青島

下地幹郎氏 郵政民営化・防災担当大臣就任祝賀会 県民の声伝える役割果たす 産業振興に手腕を

メディアの信頼揺らぐ 08年以降で最低 (公益財団法人・新聞通信調査会《長谷川和明理事長》)世論調査

1月24日(土)宮古毎日新聞
中国公船、接続水域に4隻、35日連続航行 尖閣沖
北朝鮮 長距離ミサイル準備か 韓国紙 基地に部品搬入
*日米両政府が喜ぶだけなのに(普)
民主 「国防軍」を追及 自公、沈静化図る
米兵逮捕、飲酒運転の疑い 沖縄県警

学校規模適正化 中学統合に賛同意見 市教委 西城学区で説明会

11月23(木)宮古毎日新聞
監視船4隻、接続水域出入り 尖閣沖

普天間ヘリ飛行 日米合意経路、おおむね順守 沖縄防衛局発表、地元反発
辺野古埋め立て申請先送りへ 普天間移設で政府調整

イスラエルとハマスが停戦 エジプト調停 ガザ地上戦回避

11月22日(木)宮古毎日新聞
集団的自衛権行使を可能に 自民公約「経済再生本部」設置
中国公船、接続水域航行 海保

11月21日(水)宮古毎日新聞
「抑止力になる」 核保有の筋立てを 石原(慎太郎)維新代表
中国監視船4隻 領海外へ 相次ぎ接続水域を航行 尖閣沖
東アジアサミット開幕 南シナ海など海洋安保議論

日本の南で海洋酸性化 漁業に打撃 温暖化加速の恐れ 気象庁

11月20日(火)宮古毎日新聞
那覇署 米兵また逮捕 酒に酔い住居侵入容疑 外出禁止時間帯か
入室許可「思い違い」 米兵住宅侵入事件
沖縄県 侵入事件に抗議 米軍、全兵士外出チェック困難も
「何を考えているのか」 米兵逮捕に仲井真知事
*いま沖縄で行われているイヴェントなどの警備に当たる人は大変らしい。この方は、自分が警備される存在であることを認めたくないらしく、そういう車両が行き交うのを嫌がられる。だから先回りして異常のないことを確かめ、お通りになるときにはどこかに隠れなければならない。とてもストレスが溜まるそうだ(普)

11月19日(月)宮古毎日新聞(休刊)


映画「誰も知らない基地のこと」3

2012-11-20 13:22:46 | インポート

 7月23日に一時駐機先の山口県岩国基地に陸揚げされたオスプレイは、10月1日、2日及び8日に、全12機が順次普天間へ飛来、飛行訓練を行っている。はじめから予想されたこととはいえ、日米両政府の合意もまるでないかのような飛行ぶりだ。沖縄の強い反対を押してなお強行配備するのか。それは、オスプレイがアメリカの軍産複合体の象徴だからと識者は言う。オスプレイ配備を撤回することはオスプレイが欠陥機であることを認めることであり、複合体の存在を危うくする。

 オスプレイが墜ちても兵士や機体の補充はいくらでもできるのだろう。だが沖縄の住民の命は一つだ。尖閣の領有権の問題で悪化した対中関係で、中国公船とオスプレイのニュースが同時に載り、だからオスプレイの配備が必要なのだというのだろう。訳の分からない政治家の尻拭い、また国の捨て石にされるのはご免だと、沖縄は怒っている。

 世界の武器輸出は米国の663億ドルで総額の4割だ、次がロ?アの48億ドル、あとはフランス、中国、韓国と続く。イラクやアフガニスタンでは自国が売りつけ、提供した武器で自らの兵士が攻撃される。基地の中を写す映画で、自分が殺されないために、自分が殺人マシーンになるよう、黙々とトレーングに励む兵士たち。インタビューに応じていた若い兵士も、表情は明るいが、どこか焦点の定まらない眼をしていた。この人たちも軍産複合体国家の犠牲者なのだろう。

 話を最初に戻せば、軍隊が国家の免疫システムとするならば、アメリカはもはやそのシステムが、他国民だけでなく自分の国民を犠牲にし、人間でいう「死」に向かっているように思われる。それは軍備を拡張しつづけている中国やそのほかの国、また暴走を見せ始めている日本の防衛省、自衛隊も同じことが言える

 最後にこの映画「誰も知らない基地のこと」制作の概略をちらしから引用しておく(普)

 「本作は2007年にイタリアで起こった基地拡大への反対運動をきっかけに、イタリアの若手監督2人がその謎を探る旅に出て制作したドキュメンタリー。主な取材地はビチェンツァ(イタリア)、ディエゴ・ガルシア(インド洋)、普天間(沖縄)基地の騒音や兵士が起こす事故に苦しむ住民と専門家への取材を通じ、 あまりに横暴な米軍と膨らみ続ける軍産複合体の真実を暴いていく。」

PS 監督からのメッセージ

親愛なる日本のみなさんへ

 この作品の企画を立てた当初、日本で取材することは考えてもいませんでした。 それが出来上がった作品では、沖縄の撮影部分こそが最も重要なパートとなっていました。それは私たちが沖縄で目にしたことが、政治的、社会的、そして精神的になによりも衝撃的だったからです。

しかし、それ以上に、沖縄で出会った方々に強く刺激を受けたからでもありました。彼らの中には、不平等な力関係に直面しながらも、決して希望を捨てない人々がいます。その姿は、日本人の精神性の高さと心の強さを見せてくれました。

 彼らの姿に続こうと、日本の、そして世界の人々がこの映画によって勇気づけられることを願っています。

希望と敬意を込めて


エンリコ・パレンティ&トーマス・ファツィ(監督)
監督からのメッセージ