平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

ご案内

2012-06-18 13:01:35 | インポート

・第29回 6・23国際反戦沖縄集会

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日時:2012年6月23日(土)12:50~15:00

場所:糸満魂魄の塔前

沖縄では、6月23日を慰霊の日と定め、沖縄戦の戦禍を追想し、戦争犠牲者の平安を祈ると同時に、平和の希求と反戦を全世界に向けて発信するときとしています。

沖縄に米軍基地を押しつけ、憲法違反である武力の脅威効果を、抑止力と主張する総理大臣同席の、沖縄県主催の慰霊日集会が毎年開催されます。しかし、こうしたまやかしの行事を否定して、市民が独自に「6・23国際反戦沖縄集会」を開催しています。普天間基地へのオスプレイ配備、名護市辺野古への新基地建設を強引に進める日本政府、与那国・宮古に自衛隊配備を強行する日本、尖閣諸島を東京都が購入し、沖縄と台湾・中国との関係悪化を引き起こそうとする日本社会です。

こうした社会状況で「平和をつくり出す人たちは、幸いである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。」(マタイ5:9)を、実現する教会として立っていきたいものです。

                      【日本キリスト教団・宮古島伝道所 週報から】


慰霊の月に

2012-06-18 10:04:01 | インポート

                                       2012年6月15日
 宮古島市教育委員会
    教育長 川満弘志  殿

  
                               宮古平和運動連絡協議会
                                  共同代表  星野 勉    
                                         上地照子
                               沖縄県教職員組合宮古支部
                                  執行委員長 池村博和

 陸上自衛隊第15旅団音楽隊演奏会開催に反対する
 申し入れ書

 新聞報道によると、来る6月21日午後7時から宮古島市のマティダ市民劇場で、陸上自衛隊第15旅団音楽隊の演奏会「ふれあいコンサート」(以下「自衛隊演奏会」という。)が開催される予定とのことです。

 私たち「宮古平和運動連絡協議会」は、「宮古の平和を守るため、軍事化・軍事利用に反対すること」を目的に運動をすすめている市民団体として、昨年6月11日に開催された同演奏会に対しても反対する旨の声明を発表したところです。

 昨年は、宮古島市内の福嶺小学校と宮島小学校の2校で演奏会を行い、音楽隊は制服姿で、そのうえ「自衛隊採用試験案内」や銃器を持った訓練の様子などが印刷された「うちわ」を配布しました。学校教育の場で、このような自衛隊の宣伝をするような活動は教育の自主性、民主教育の面から許されないもので、私たちは強く抗議をしました。

 この「自衛隊演奏会」は防衛省自衛隊沖縄地方協力本部が主催するものと思われますが、その目的は同本部が担っている主な任務である自衛官募集の広報活動の一環であることは、演奏会での「うちわ」の配布などにより明らかです。

 そればかりではなく、先般行われた「PAC3」の宮古島、石垣島への配備が、陸上自衛隊配備の「地ならし」であったことは各方面から指摘されたことですが、「自衛隊演奏会」がこれと連動するまさに「宣撫活動」であると断ぜざるを得ません。

 沖縄県民は太平洋戦争の体験と戦後67年間に及ぶ米軍基地から派生する様々な事件・事故等の体験から、基地や軍隊が存在することは決して住民を守ることにはならないということをよく
知っています。

 沖縄県下では6月23日の「慰霊の日」を中心に、学校での平和教育をはじめ、全県民が「再び戦争をしないこと」を誓い合う時期です。このような時に「自衛隊演奏会」を開催することはもって
のほかです。よって私たちは、「自衛隊演奏会」に反対する立場から下記のことを強く申し入れします。
                         記
 1 6月21日のマティダ市民劇場での「自衛隊演奏会」を取り止めるよう求めること。

 2 宮古島市内の学校等で「自衛隊の演奏会」を実施しないこと。
  
                               宮古平和運動連絡協議会 連絡先
                                 宮古島市平良字下里1046-1
                                 電話 (0980)72-2774

陸上自衛隊第15旅団司令部・旅団長 友部 薫氏vへ同文の申し入れ書を郵送しました。

*去年の小学生と同じように、今年は福祉施設が狙われるのではないかと危惧している(普)


6月11日~6月17日

2012-06-17 19:05:56 | 地元紙の見出しから

6月17日(日)宮古毎日新聞
大飯再稼動決定 関電が再開着手、来月4日にも発電
夏の電力需給、なお綱渡り 火力設備にトラブル懸念
関西企業安堵の声 生産への影響、なお懸念

【ワシントン時事】米国防総省 普天間配備時期、変更なし オスプレイ「性能確信」

尖閣沖に中国調査船 事前通報海域外で活動

6月16日(土)宮古毎日新聞
【ワシントン時事】(CV22)オスプレイ、飛行継続 「設計に欠陥なし」 米空軍
オスプレイ反対政府要請へ 仲井真(弘多沖縄県)知事

イージス艦配備、北朝鮮近くに ミサイル対応を検証 防衛省

自衛隊演奏会は「宣撫活動」 市教委に取りやめ要請 平和運動連絡協

6月15日(金)宮古毎日新聞
【ワシントン時事】オスプレイ墜落、5人負傷 普天間配備に影響 米フロリダ 空軍所属、訓練中に
政府 配備手続見合わせ オスプレイ事故、原因究明まで
「恐れていたこと起きた」 普天間地元に反対、不安の声

会長に下地市長再任 宮古地区自衛隊協力会 今年度事業計画など承認
*来年の市長選挙に備え、貴重な票田だろう(普)

大飯再稼動、あす決定 (西川一誠)福井知事、上京し同意伝達

6月14日(木)宮古毎日新聞
米上院 普天間移設の見直し要求 「過去の決定とらわれずに」

」7日に(MV22)オスプレイ反対集会 宜野湾市長 5000人参加目指す
オスプレイ、米環境審査を県に説明 防衛省

中国 北朝鮮に軍車両輸出 日本政府把握、公表せず 安保理決議に違反

6月13日(水)宮古毎日新聞
農業区域購入費を補正 宮古島市 一括交付金活用し 下地島空港周辺 68㌶1億8000万円

6月12日(火)宮古毎日新聞
《解説》県議選 争点なく投票率低迷「少数与党」に変化なし
政府 普天間停滞に危機感 県議選 与党過半数に届かず
岩国市長ら回答保留 オスプレイ駐機、協力要請

「尖閣、国が守って」衆院決算委で意見陳述 石原都知事
【北京時事】「茶番やめて大局守れ」 尖閣めぐり日本に要求 中国

大飯原発「安全性を確認」 福井県専門委が報告書提出

6月11日(月)宮古毎日新聞
与党21、野党系27議席獲得 第11回(沖縄)県議選 仲井真県政に厳しい風
 投票率52・49%で過去最低
県議選 「頭の整理できていない」 与党過半数割れで仲井真知事
*県知事選目途で「辺野古容認」から「県外」に回った与党、いくら国から金を引っ張ってきても、本当の信頼はないということか(普)


久々に、そのまんま

2012-06-07 13:44:48 | インポート

「本土復帰40周年目の沖縄」(行雲流水)

 「慧眼」という言葉がある。物事を鋭く見きわめるという意味をもつ。3年前琉球新報紙で発表されたガヴァン・マコーマック氏の普天間移設問題をめぐる日米政府の対応についての論評を読み返すと改めてその言葉がよみがえってくる

▼氏はオーストラリア生まれのオーストラリア国立大学名誉教授である。人物紹介によると東アジアの近現代史主として日本近現代史が専門で「ジャパン・フォーカス」の代表編集者でもある。2008年琉球新報社の「池宮城秀意記念賞受賞

▼氏は論評の中で指摘している。「日本政府は名護市辺野古に普天間代替基地を建設し沖縄の海兵隊8000人はグアムに移動する」「移動先のグアムに日本は移設費用として60.9億ドルを負担する」というグアム協定は不平等で植民地主義的ごまかしだと

▼さらに普天間海兵隊の辺野古への移設対応が進展しないことにいらだつ米政府要人の「憂慮」発言や「警告」ゲーツ国防長官のグアム協定は実行されるべきという「最後通告」におどされ日本政府はぐらついていると

▼その結果時の麻生政権は「沖縄の意思は一顧だにせず…50年以上も使われなかった憲法上の特別措置を引き出してグアム協定を強行採決させた」(同氏)と。一県紙も社説で米政府の「恫喝外交」に従属したと指摘

▼本土復帰40周年目の沖縄。米軍基地は微動だにしない。米国内でも広がる在沖米海兵隊不要論。米下院の有力議員いわく「1万5000人の在沖海兵隊が中国に上陸し何百万人もの中国軍と戦うとは誰も思っていない」と。

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*このところ、某宗教団体に乗っ取られたか、抱き込みを図っているのかと思う-ものが多かった。本稿も本当のところはどうなのかわからない。いろいろな意見があるのはいい。しかし、社説のない新聞で、それらをガラガラポンして、はい、これがわが社の方針ですというわけにはいかないだろう(普)