50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

姪と彼の肩をもつ気に・・・

2015-05-04 06:22:28 | 小説
姪と彼の肩をもつ気になっていた、クモだ。夜の街には夜の女らがいた。で避けたがったのは、若い気風にクモの性癖が打ち払われていたからで、しかも彼に愛やセックスを煽られながら、自閉がちの性癖が薄められていた。
街路の柳が芽吹き柔らかにゆれていた。

(つづく)