若干、ネオワイズショックに罹っていたようで、地味な対象である重星に対しモチベーションが低下しており、好天日を幾夜もスルーしていた。 ネットを巡回していると黒点の画像が出ていたので、フッとやる気が出てきた。前日は台風4号から変わった温帯低気圧に水稲をヨレヨレにされたが何とか倒伏は免れたので、安堵の気持ちも働いたのだろう。 8日午後、先ずはミザール製K型経緯台にFC50モドキ及びビクセンA62SSにアストロソーラーシートを装着して太陽に向けたのだが、今一パッとせず、今の時代サングラスでの観察は御法度なのだろうが、5㎝アストロ T3で観察をしてみた。ソーラーシートも相当前のものでクタビれていたのだろうが、歴然たる差でクッキリシャープな像で久しぶりの黒点を観ることが出来た。
この日は気を良くして夕方にもアストロ T3にて木星を観るが、表面の縞模様も太く2本観えてよく観ると微細な模様も捉えれる感じで可成りのレベルでの観え方であった。続いて土星にも向けるが、輪の濃淡が判り、もっと確りと観察したのならカッシーニを認めることが出来たのでは?と思うほどであった。 只、面積体である対象にはとんと興味は薄く、何処までも点光源の恒星へと鏡筒を向けて、アークトゥルスとアンタレスの像に魅入っていたので、じっくりの観察はもとより無理である。
使用アイピース 黒点にはメーカー不明HM12.5mm+サングラス 夕刻時使用はペンタックスO6㎜で共に24.5mmサイズ。 観望時間 昼 10分程 夕 30分程 夜は寝た。
二~三日続いた曇天がこの日は陽射しが一日を通して有り、夏でもストーブの傍から離れないちゃ平次も窓からの陽光を浴びている様子だが、お手てが可愛いかったのでオマケで掲載。
でも、貌は一寸こわいかも。 早いもので、あともう少しで満6歳の誕生日。現在10キロ近い体重・・・