10日から夜は晴ばかりとなり、夜は短時間だが星見をすることが出来るようになった。 但し、PODからの星見ではなく、家の玄関前でのお手軽スタイルである。(カスタム経緯台及びEM-10赤道儀+PENTAX75、タカハシFC-60の組み合わせ) PODも設置等の準備が要らないので楽なのだが、一時間程度しかしない星見では一寸面倒に感じる。それ程にカスタム経緯台がお手軽で使い勝手が良いと云うことである。 小型赤道儀のEM-10も出してみたが、それ程赤道儀の利便性を感じることはなかった。(以前は経緯台の使い勝手の悪さを感じ、直ぐに赤道儀での星見に切り替えたのだが) 何れにせよ、このカスタム経緯台は載せている鏡筒及び使用者の私とも相性はバッチリみたいである。
この画像は久し振りの赤道儀搭載での星見時(11日)のものだが、この前日も又、昨夜もカスタム経緯台での星見となっている。 この11日はシーイングも非常に良く、この口径では結構厳しい重星(ぎょしゃ座θ星やオリオン座ζ星も綺麗に分離出来ていた) その他、おとめ座ポリマやりょうけん座コルカロリ、からす座δ星、牛飼い座プルケリマ、アルデバランや北極星を観るが、光度差の大きな対象にあるがどれもキッチリと分離出来ていた。 PENTAXは口径75ミリで光度差の有る重星ではもっと見え方に差が出ると思い込んでいたが、鏡筒をとっかえひっかえで較べてみるとFC-60は光の収束が良いようで、殆ど遜色ない見え方である。 使う度に思うのだが、このFC-60は本当に良く観える。 タカハシのサイトには新製品FOA-60の凄い高性能ぶりを謳う宣伝文が掲載されているが、このFC-60でも凄いと感じているので、その凄さは想像もつかない。 想像が付かない場合は手に入れてみるのが一番だが・・・なんて(^^;