丁度一年前にケンコーEQ6PRO用ピラーにタカハシEM-10を載せようと購入したのだが、若干加工をしなければ着けられない為、面倒臭くなって放置していた作業を、最近、天文へのやる気と稲刈までの間が暇過ぎて、本日やっと一年振りに手をつけることとなった。 先ず画像を載せよう。
画像左から順に説明するが、これはピラー架頭で付属の架台留ボルトではネジ山が違っており、タカハシ架台ネジで使われているインチネジを用意し、それにワッシャーとジャンクボックスから見つけたカラー(ボルトの長短調整の為で本当は不用)を入れて架台留ネジは完成。次の中央の画像は方位修正支持ピンだが、既にEM-10に嵌め込んだ場合干渉したので20㎜弱カットしたもの。この状態でEM-10は載せることは出来るのだが、SE延長筒等を介する場合にはこの支持ピンが大き過ぎ、右の画像に有るようにサイズを小さく整えた。金きり鋸で30度超えの倉庫の中でギーコギーコと夢中になって作業をしていたら頭痛と吐き気に襲われ少々熱中症になった。 しかし、その甲斐も有って無事終了し、不動点高、110㎝と140㎝の二通りの使い分け出来るピラーとなった。
只、延長筒を使うと見た目もバランス的に一寸だが・・・。実際の使用では、椅子に座っての観望を主としているので低い方での使用となるであろう。 このピラーは値段が安かったこともあり衝動買いしたものだが、実用的に問題無ければ実にCP溢れる商品と思うが、さて如何なのだろう・・・