宇部市医師会通信

「宇部市医師会」は、地域の皆様と共に様々な行事にも参加しています。医療講演会などの情報をなるべく早くお知らせ致します。

「市民と考える医療フォーラム」速報

2010年10月17日 | 日記


2010年10月17日・日曜日
13時~15時40分まで「第24回市民と考える医療フォーラム」が開催されました。

 第一部は、予防接種関係でした。

①小児科医師が「国際基準にはるかに及ばないわが国の予防接種体制」
 という講演をされました。
「細菌性髄膜炎」の「Hib」に関しては、2006年現在104ヶ国で定期接種導入済みだそうです。残念ながら、世界地図では日本は空白でした・・・。

②「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」の事務局長さんが「我が子が細菌性髄膜炎を患って」
 という講演をされました。
後になって、ワクチンの存在を知ったそうです。「嘘だろ」・・・。というご感想でした。他の先進国では「過去の病」とも言われる現実。「防げる疾患に罹患した、守ってあげられなかった・・・。というお言葉が重かったですね。

※ 「ヒブワクチン」は、8000円。宇部市では、助成で4000円だそうです。座長の先生は、「半歩前進」と表現されていました。

 第二部は、「ブックスタート」関連でした。

 「子どもの広場」代表の方が「絵本との出会い・ブックスタート」
 という講演をされました。
 優しく、ホノボノとした語り口の中でしたが、「例え3ヶ月の赤ちゃんでもちゃんと本を読んでいるんです!」などと理論的に御説明いただきました。
 絵本は、大人になっても忘れられない一冊があるものですよね。

 素晴らしい「市民と考える医療フォーラム」でした。
 講演・座長の先生方、会場設営の宇部市職員の方々ご苦労様でした。
 そして、長時間のフォーラムに参加された皆様、お疲れ様でした。


消化器がんの「市民公開講座」のお知らせ

2010年10月16日 | 日記
 第12回日本消化器外科学会
  「市民公開講座」
 ~ここまできた!!消化器がんの外科治療~

 平成22年11月6日(土曜日)14時30分~17時
 宇部全日空ホテル3F 国際会議場 西の間
 で開催されます。

 申込不要、入場無料、先着500名です。

① 胃がんの外科治療(岐阜大学教授:吉田和弘先生)
② 大腸がんの外科治療(東京女子医科大学教授:亀岡信悟先生)
③ 肝臓がんの外科治療(岩手医科大学教授:若林 剛先生)

司会:山口大学教授:岡 正朗先生

講演各30分、質疑応答40分

最新の消化器がんの外科治療を知る絶好の機会かもしれません。

宇部市医師会は、後援です。
お問い合わせ先:山口大学大学院医学系研究科 消化器・腫瘍外科学
0836-22-2264

「認知症コールセンター」につきまして

2010年10月05日 | 日記
◎ ご家族やご自身が「認知症」ではないかと気になる。
◎ 「認知症」に関する悩みをどこに相談して良いか分からない。
◎ 「認知症」の介護を経験した人と話しがしたい。
  など

「認知症コールセンター」専用番号
    083-924-2835

相談時間:月曜日~金曜日、10時~16時(日祝日・年末年始はお休み)

相談対応者:介護経験者、保健師、社会福祉士

相談料は無料ですが、通常の電話料金はかかります。

秘密は厳守です。

「山口県長寿社会課」からの通達です。
宇部市医師会の事業ではありませんが、地域的にも重要な問題点かと存じます。
その他、各自治体にも同様の「相談窓口」があるかとは存じますが、ご利用されてみては如何でしょうか?