聖書 ルカによる福音書3章1~20節
題 「洗礼者ヨハネ」
ルカによる福音書3章は、「皇帝ティベリウス」「ピラト」「ヘロデ、フィリポ、リサニア」「アンナスとカイアファ」という人たちが登場することによって始められています。この人たちは時の権力者です。
しかし神の言葉はこれらの人たちにではなく、荒野の預言者ヨハネに降りました。それはイザヤ書の言葉に基づくものでした。そこに書かれている「山と丘」とは、人間の傲慢な心を指しているとされます。ユダヤ人には「私たちは神に選ばれた者なのだ」という傲慢な思いがありました。それが平らにされるということです。
ヨハネは、「『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな」と言いました。選ばれた者たちであるという考えを捨てよという意味です。そして「良い実を結ばない木は切り倒されて火に投込まれる」と言いました。それは善い業を行いなさいということです。
そして「来るべき方は聖霊と火であなたがたに洗礼を授ける」と言ったのです。聖霊と火というのは、ペンテコステにエルサレムの教会に聖霊と炎が下ったことが予言されているのでしょう。その日、イエス様を信じる人たちが3千人洗礼を受けたのです。
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