色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年、書評、くだらない。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

結論、面白くない。村上春樹商法にまんまと嵌った感じがしないでもない。
読み初めから面白くないので
斜め読み。

主人公の「多崎つくる」はあまりにもその精神の線が細く弱い。
あのように周りを気にしすぎたら生きていくのは大変でしょう。

そもそも私は「色彩(個性)」が強すぎるのかも知れませんが(苦笑

わざわざ過去を修復しに「巡礼の年」などして
過去は修復できないし、する必要もない。
すべのひとに理解してもらうこともない。
そんなくだないこと考えている暇があるのなら
長期的展望を持ち前だけを見て進めと言いたい。
実にくだらない。絶交、結構なことではないか。
自らが成功、出世すればおのずと付き合う相手も周りも変わってくる。
また、そうでなければならない。　

多崎つくる氏へ送りたい言葉
百年も一瞬
志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思い煩うな
目先の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちはどうかいたずらに時を過ごすことなかれ
(吉田松陰先生の百年一瞬耳より)

いちいち周囲の無責任な雑音に惑わされて自らの志を
曲げる、迎合するほど後悔の残る人生はない。

勝手にそう思いたいのならそう思わしとけ。行く手を遮るようであれば蹴散らせ。
人の気持ちなど時と縁によって移ろいやすい。
そんなこといちいち気にしていたら
「ロバを担ぐことになる」
迷うなかれ！（ロバは担ぐものにあらず）


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