起業家精神、谷治 肇のオフィシャルブログ

独立自尊の精神|起業ができれば人生はおもしろい

私の起業家精神の原点、そして苦悩(3)

2009年06月20日 21時42分37秒 | 起業家精神と士魂商才
私の起業家精神の原点、そして苦悩(2)
からのつづき
取引先として大企業、ベンチャーオーナー企業、外資、専門家
シンクタンクの方と交流を深め着実に人脈を築いていく
人脈なくして起業で成功することは、きわめて難しい
だからこそ、いかに人脈をつくることかが重要となります。
人脈のつくり方
また、いろいろな方の考え方、体験など聞けるチャンスでもある
とくに自分で会社を立ち上げ軌道に乗せたベンチャー企業オーナー社長の
考え方などは参考になった。
そのオーナー社長からは
銀座にある、とある有名クラブに連れて行っていただき
1本30万円ドンペリDom Perignon Reseruve de Labbye
(ドンペリニヨン レゼルヴ・ド・ラヴェイ)
を銀の大きな器にそそいで回し飲み、煌びやかなドレスを
着た綺麗な女性に囲まれながら宴を楽しんだことを今でも鮮やかに覚えている
(こんな世界があるとは噂には聞いてはいたものの竜宮城とはこのようなものなのか)
このとき、その社長より
グループ会社の社長に抜擢したいと、支度金として1千万、
月額100万(年俸だと1千2百万円)を条件に誘われた。
これには正直迷ったが。。。。
このとき私は27歳
今の会社には今日までの幾多の恩があり
未だ会社へ貢献(報恩)せずにそれはできなかった。
思案した結果、丁重にお断りした。

いまにして思えばお断りして正解だった、なぜならばいくら20代の若年といえ
支度金がたったの1千万円で、年俸1千万円そこそこ。投資家としての
投資額にしてみれば
私はずいぶん安く評価されたものだと、時おりひとりで美酒を飲みながら
当時を思い出し苦笑している。
あのとき、目先のことで誘いに乗っていたら今の自分はなかった。

しかしながら、私のそのような性分が気にってか、
その社長とは今でも交流がある。
(起業時には仕事に着手する前に全額前払いで振り込んでくれた)

受けた恩はからなず
その恩に報いるとの私の信義、報恩の精神は今日の人脈構築の
強い信頼の源となって着実に築かれてた。


(写真:ホテルニューオオタニの織り鶴の間、起業家クラブの会場となっている)

UCF起業家ビジネスクラブ




最新の画像もっと見る

コメントを投稿