真田丸にみるランチェスター戦略『選択と集中』の理論
第1回 真田編
常に敵より少ない兵で多数の敵を打ち破り、
真田領の沼田を北条家との和睦地として引き渡す旨の主命を受けた昌幸はこれを不服とし、
上田城真田わずか1,200の兵力で7,000の徳川軍に立ち向かい、知略と奇襲を用いてこれを退ける。「第一次上田城攻防戦」
秀吉没後の関ヶ原の戦いで幸村とともに西軍に加勢し、中山道を通って関ヶ原を目指す徳川秀忠の本隊3万8,000の大軍に対峙し、僅かに3,500の兵力で「第二次上田城攻防戦」に臨む。兵力で圧倒的に勝る徳川軍の秀忠は城を取り囲むも、昌幸の見せかけの降伏、城内に誘い込まれての集中砲火、地の利を活かしての迎撃に翻弄され、膠着状態が続いて天下分け目の関ヶ原に功を為す機会を逸する。
二度にわたって小兵力で大軍を迎撃した真田昌幸・幸村
戦争では
当然、兵力が多い軍は常に有利です。
では、小が大に勝つにはどうすればよいでしょうか。
ランチェスターの法則
1)大軍より性能の良い兵器を持つこと。
戦闘力=兵力(武器)質✕量」という法則
ビジネスでは特許など、その企業しかノウハウのないものなど。
2)奇襲攻撃など相手の力を分散させて1つ1つ戦うこと
例
〇ナポレオン (第2回)
分散して進撃し合流して敵を攻撃する戦術
〇織田信長の桶狭間の戦い(第3回)
〇砂漠のキツネロンメル(第4回)
3)総合力・団結力・結束力
例
〇赤壁の戦い(レッドクリフ)(第5回)
(概略)曹操の大軍に対して、小軍の劉備との戦い。
小軍の劉備が勝利した理由、
「求心力、強いリーダーシップ」「強い戦力(関羽、張飛、趙雲)」「参謀(諸葛孔明)」といった、
総合力で相手を上回ることができたからです。どれか1つでも欠けていたら敗れていたでしょう。
第6回はビジネスへの応用編
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