突発性難聴 ２

昼過ぎに母親に電話してみると、てっきり家の近くの市民病院に行ったのかと思ったらそうではなく、遠くの行きつけの医科薬科の病院に行き、点滴を受けているとのことでした。

「医者はなんて言っていた？」

と聞くと、母親は

「医者が言うには、現代の医学でも、原因はハッキリわからないんだって。歌手のＨもこの病気になっていたらしいし・・。完全に治るかどうかはわからならしい。とりあえず様子見で、毎日点滴を受けなくてはいけないらしく、遠くて毎日は通えないから、しばらく入院することになった。」

と言いました。

私は姫路さんより、身内で亡くなった人がいるはずだと言われていたので、

「あのさ、最近誰か親戚で亡くなった人いるんじゃないの？誰かいない！？」

と聞きました。すると、

「う～ん、最近ではないけれど、一年ほど前にＭさんていう隣の市に住んでいる親戚が70歳ぐらいで亡くなったけどね・・。その人の葬儀も49日も出たよ。」

と言ったのです。それを聞いた瞬間、その人の名前と家系図の位置も頭にハッキリと浮かび、「それだ！」と言いました。

原因がその人であると私は確信したので、母には

「お母さんは絶対に治るから、安心して！」

と伝えました。


今回の母との一連の会話ですが、母の性格からいって、普通は病気で病院に行っているわけですから、私の質問は母にとって「なんでそんなこと聞くの？病気と死んだ人と、なんの関係があるの？？」と思う内容だと思うのです。

基本的に霊も霊障も否定しているはずなので・・。

ですが今回は、その性格の割には抵抗することなく私の質問にホイホイと答えていたので、とても不思議なカンジを受けました。母に障っている人（霊）が答えているような、そんな錯覚さえ覚えたのでした。

その日、後でもう一度母に電話したのですが、「まだ全然聞こえない」と言っていました。

ですがもう私には原因がはっきりわかりましたので、「大丈夫。絶対治るから！安心して点滴しててくれ。」と伝えました。

私は早速この事を、星椎水精先生と姫路さんに報告し、翌日、浄霊をお願いしました。


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