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"Etre et avoir"  『ぼくの好きな先生』

2005-11-13 | 映画ってホントに…
今から3年前かな・・・、『ぼくの好きな先生』のDMに惹かれて、見たい見たい見たい!っと思い続けて今日、やっと念願かないました。
ドキュメンタリー映画で、劇中音楽が本当に少なく(たしか…5~6場面くらいだったと思います)とても静かなSOUND SCAPEを大切にした映画なのでした。ニコラ・フィリベール監督が『音のない世界』で世界中から喝采を受けた!っというのもうなずけます。
DVDに入っている監督のなが~いなが~い(笑)熱きコメントを解釈すると、コンセプトは「ゆっくり大きくなる」で、笑ったり、悩んだり、ケンカしたり、どうやって他人と共生して生きていくのかを問いかける映画のようです。100校以上5ヶ月もかけて理想の学校を探したそうで、この学校の教室に入った瞬間「ここだ!」と確信したとか。確かに、子ども達は純粋でのびのびとした表情だし、ジョルジュ・ロペス先生も子ども達一人一人と向き合い話し合っていて、教室全体が温かな雰囲気を持っていました。

104分ドキュメンタリー映画にしては長いのでしょうか?(「冒頭の亀が教室を歩くシーンがその長さを物語っている」と監督は言ってますが)どんどんと引き込まれていって、アッという間に終わってしまいました。もっと子ども達や先生と一緒にいたい!名残惜しい~って思っちゃいました。人間関係に疲れてしまったら、この映画オススメです!疲れてなくてもオススメです!
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