丹後半島夕日ヶ浦海岸に沈む夕陽
つい先日何年かぶりに海の夕陽を見た。海のない郷に暮らす者にとってはとりわけ特別なことである。山に囲まれた地に住んでいるとお陽様は山から出て山へと沈むので比較的近い距離感をもっているが、海に沈んでいく夕陽はとてつもなく遠い存在に思える。
お陽様が沈む彼方には悟りの境地に達した世界があるという。西方浄土とも極楽浄土ともいうらしい。たしかに海に沈む夕陽を眺めているとより強くそんな世界があることを想い描いてしまう。折しも秋のお彼岸の最中である。胸のなかで般若心経を唱える。
(・・・羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶 般若心経 )
♪それぞれの秋・清水
♪夕陽射せ 清水の舞台
それぞれの秋 いま晴舞台
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