高校生だったころラジオの深夜放送ではじめてザ・ナターシャ―・セブンというバンドに出会う。あれから40年、いつも自分の傍にある音楽はザ・ナターシャ―・セブンであった。
その時のメンバーが高石ともやさん、城田じゅんじさんそして金海たかひろさんの3人。その草創期のメンバーがそろって京都円山音楽堂のステージにあがったのだ。
「第30回 最後の宵々山コンサート―うた一揆 七転八倒―」のラストステージにふさわしい演奏だった。
高石ともやさん(ギター)と城田じゅんじさん(バンジョー)による
「せめて今夜だけ」
「ランブリンボーイ」
河合徹三さん(ベース)が加わり
「フォギーマウンテンブレイクダウン」
「十字架に帰ろう」
そして金海たかひろさん(フラットマンドリン)の登場で
「私を待つ人がいる」
「どこにいればいいんだろう」
「谷間の虹」
「楽しいときは」
の8曲。もうこれだけで最高の宵々山コンサートになった。
当日のサプライズが北山修さん、城田じゅんじさんそして人間国宝桂米朝さんの出演であった。なかでも城田さんの出演にはひそかに希望を抱いていただけに大きなプレゼントとなった。何年ぶりに城田さんの生バンジョーを聞けたのだろうか。
宵々山コンサートはこの夏で幕を閉じたが、今年師走の「年忘れコンサート」でも草創期のザ・ナターシャー・セブンが見られることを期待したいところである。
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