息子が就職活動中です。昨年よりは広い門となっているようですが、まだどこからも内定がもらえないようです。今の時期は活動もひと休みの様子で、次回の山場は秋にくるそうです。次回というよりは最後の機会なんでしょうけど。どうなるのでしょうか。
今はこんな歌を聴きながら気持ちを落ち着かせています。(笑)
あわてなさんな
花をあげようと父親は云う
種子(たね)が欲しいんだと息子は呟く
翼をあげるわと母親は云う
空が要るんだと息子は目を伏せる
道を覚えろと父親は云う
地図は要らないと息子がいなす
夢を見ないでと母親は云う
目をさませよと息子がかみつく
不幸にしないでと母親は泣く
どうする気だと父親は叫ぶ
あわてなさんなと息子は笑う
父の若い頃そっくりの笑顔で
谷川俊太郎さんの詩に高石ともやさんが曲をのせています。
「あわてなさんな」というアルバムに収録されていますが、そのテーマが「タイム・イズ・タイム」です。過去に記事にしていますのでよろしかったらどうぞ。こちらです。
今はこんな歌を聴きながら気持ちを落ち着かせています。(笑)
あわてなさんな
花をあげようと父親は云う
種子(たね)が欲しいんだと息子は呟く
翼をあげるわと母親は云う
空が要るんだと息子は目を伏せる
道を覚えろと父親は云う
地図は要らないと息子がいなす
夢を見ないでと母親は云う
目をさませよと息子がかみつく
不幸にしないでと母親は泣く
どうする気だと父親は叫ぶ
あわてなさんなと息子は笑う
父の若い頃そっくりの笑顔で
谷川俊太郎さんの詩に高石ともやさんが曲をのせています。
「あわてなさんな」というアルバムに収録されていますが、そのテーマが「タイム・イズ・タイム」です。過去に記事にしていますのでよろしかったらどうぞ。こちらです。
バブルはすでに弾けていましたが、まだそんなに落ち込んでいなかったので、何とか就職できました。
いずれまた将来同じ悩みを持つことになるのですね。でも若い人生には限りない未来がありますが、私には残りの人生には限りがありますから、有意義に生きたいと思います。
「=」もしくは、「>」の関係なんですね。
谷川俊太郎さんの詩は、昔からけっこう好きで、
ハッとさせられることが多いのですが、
この詩も、近道を探さずにじっくり腰を据えて生きることや、
自力ではどうしようもない人生のさまざまな側面に、
構えることなく、流れに身を任せて生きることの
大切さ、その穏やかさ、みたいなものを感じさせていただきました。
息子も私に似たのか競争することがあまり得意ではありません。ぼちぼち行かせようと思っています。回り道の人生もなかなか良いものです。ゴールは決して無くなったりはしませんから。
うちにも来月25歳になるオイがいます。いわゆるフリーターというやつで、ニートをバカにしていますから、なんだか笑えてしまいます。就職する気はさらさらなく、高校生の頃から勤めているレンタルビデオ屋で今も週4回バイトしています。合間にバンド練習をやり、必要なものはパチスロで稼ぐという生活です。この子の両親、つまり年金暮らしの妹夫婦もしょっちゅうパチンコ通いです。
私はパチンコのような辛気くさいことは嫌いですし、妹は私以上に本来は始末な性格なので、父親の遺伝子、今風に言えば、オイは父親の背中を見て育ってきたということでしょうか。もっとも、この父親にしても、ギャンブル好きではあっても、一応サラリーマン生活を最後までやり遂げたわけで、遺伝子に社会の風潮が加味されてオイのような生活者を大量に生産しているのかも知れません。
私が親なら、もっとビシバシと、いうわけにはやっぱりいかなかったでしょうね。
就職するということは大変なことだったんですね。あらためて実感してます。最近のニュースで知りましたが、「偽装請負」なる問題が浮上しているとか。新法ができると必ず裏をかくような輩が出てきますね。情けないことです。こんな社会では勤勉・勤労することに虚しさを感じる若者が生まれても不思議ではありませんね。
私も、息子が就職活動しながら、アルバイトをしています。
私の若い時代に比べ、今は、可哀そうな時代でもありますが、私自身は、のんびり屋でした事で、たまに親父に文句を言われてましたが、その親父も内心は諦めていた様にも思います。解っているのですが、やはり自身の感性で生きた様にも思い、息子にも、親父と同じ様に接しております。
この詩は、なるほどと思えますね。親父と自身の関係が今の自分がある様に。
それぞれが望む職業につければいいですね。
これからもよろしくお願いします。