asahi.com:再チャレンジは「蜘蛛の糸」 社民党首、安倍氏を批判?-?政治
社民党の福島党首は2日の記者会見で、安倍官房長官が提唱する「再チャレンジ」支援について、「労働法制など根本を変えないで再チャレンジと言うのは、弥縫(びほう)策に過ぎない」と批判した。(asahi.comより)
野党の政権与党批判は得てして批判のための批判が多い中、この福島さんのコメントはなかなか正鵠を射たものだと思います。「再チャレンジ」を支援するということはこの現代社会に挫折や失敗を繰り返す人が多くなっているということの裏返しではないでしょうか。
勝ち組といわれる人々は、生まれ育った環境に恵まれているということは否めません。(中には例外もあるでしょうが)いわばこの世に生を受けた時点で少なからずの格差が存在するのです。その顕著な例が国会における二世三世議員ではないでしょうか。当の「再チャレンジ」支援を提唱している方もその代表的なお一人ではないでしょうか。
自分の周りを見わたしても、医者の子は医者に、政治家の子は政治家に、官僚の子は官僚になる率がきわめて高いように思えます。福島さんが言うように世の中の仕組みを変えない限り、再チャレンジしても壁に跳ね返されるのがオチだと思います。
次の政権を担おうという人がこんな小手先だけの政策ではなく、物事を根本的に解決するような政策の提唱をしてほしいと思います。
社民党の福島党首は2日の記者会見で、安倍官房長官が提唱する「再チャレンジ」支援について、「労働法制など根本を変えないで再チャレンジと言うのは、弥縫(びほう)策に過ぎない」と批判した。(asahi.comより)
野党の政権与党批判は得てして批判のための批判が多い中、この福島さんのコメントはなかなか正鵠を射たものだと思います。「再チャレンジ」を支援するということはこの現代社会に挫折や失敗を繰り返す人が多くなっているということの裏返しではないでしょうか。
勝ち組といわれる人々は、生まれ育った環境に恵まれているということは否めません。(中には例外もあるでしょうが)いわばこの世に生を受けた時点で少なからずの格差が存在するのです。その顕著な例が国会における二世三世議員ではないでしょうか。当の「再チャレンジ」支援を提唱している方もその代表的なお一人ではないでしょうか。
自分の周りを見わたしても、医者の子は医者に、政治家の子は政治家に、官僚の子は官僚になる率がきわめて高いように思えます。福島さんが言うように世の中の仕組みを変えない限り、再チャレンジしても壁に跳ね返されるのがオチだと思います。
次の政権を担おうという人がこんな小手先だけの政策ではなく、物事を根本的に解決するような政策の提唱をしてほしいと思います。
私のような年代の者も若い方たちと同じように求職の対象にしてもらえるような「再チャレンジ」案なら歓迎するのですが(へへ、自分勝手ですね)、それより先に非正規雇用ばかりが増えている現状をなんとかしないと、日本は沈没の一途をたどるような気がします。
先日、NHKで「ワーキングプア」という番組を見ていて気が重くなりました。一所懸命に働いても生活ができない。働きたくても職場がない。親の格差が子供の教育を受ける格差までも生じさせているという現実は日本の将来を暗くするばかりです。
おっしゃるようにここ何年か(たぶん小泉首相の痛みを伴う改革発言以来だと思っているのですが)で雇用形態が大きく変化しましたね。正社員がうんと減ったお陰の景気回復です。痛みだらけの改悪ですね。
>一所懸命に働いても生活ができない。
昔は「稼ぐに追いつく貧乏なし」といったそうです。今は額に汗しない方が金持ちになれるようです。
このところ地方選挙で連敗の自民党もなりふり構わずです。
これ、いいのか、どうか…ですね。
再再再チャレンジ中、ですか。すごいですね。ブログのほうも精力的に更新されていますし尊敬します。
たそがれ様に比べれば私なんぞはまだまだひよっこです。これからもご指導よろしくお願いします。