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六十歳の誕生日を間近にひかえ、かねがね参拝したいと思っていた三輪山へ登った。
大和三輪山は古代から原始信仰(自然物崇拝)の対象とされていた。またこの山麓地帯には大きな古墳が並んでいる。卑弥呼の墓ではないかと推測される箸墓古墳をはじめ、第10代の崇神天皇、第12代の景行天皇の陵がある。『記紀』には三輪明神の祭神・大物主神(現在大神神社)の伝説が載せられて三輪山は神の鎮座する山、神奈備とされている。
大神神社から北北東にある狭井(さい)神社の社務所に入山受付があり、そこで「登拝祈願申込書」に氏名・住所・電話番号を記入し300円を納める。そして参拝証と書かれた鈴のついた「たすき」を受け取り「祓い串」で御祓いを済ませる(自祓い)。
この「たすき」を首にかけ上り下り約4km(標高467.1m)を2時間ほどで往復できるが、整備されてはいるとはいえ結構きつい急坂もあり、この厳寒の季節でも汗だくになった。
思っていたより参拝者が多く途中で数十人とすれ違う。中に裸足で登拝する参拝者が三人あった。
神聖な御山に登らせていただくのには靴ではなく裸足で、また御山の気を足の裏からもしっかりいただくという意味もあるらしい。めったに怪我をすることはないという。
登拝には、「入山心得 十箇条」というのが定められている。山中での飲食禁止。山中の草木、土、石の採取不可。宗教活動や勧誘行為の禁止。下山は午後四時までに完了。等々。
撮影は厳禁となっていて、また山中での情報を他人に話すことを慎むのが慣習となっている。
・・・ので、登拝中の様子などは差し控えることにする。
厳冬の一日、還暦を迎えるにあたってよい厄落としができた。感謝。
近場にもエエところがぎょうさんありますが、なかなか行けてません。三輪周辺には飛鳥時代以前の遺跡がたくさんあります。
桜の季節に「山の辺の道」を散策しようと思ってます。