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ひろさちや氏著”「世逃げ」のすすめ”読了。
昨年上梓された「狂いのすすめ」の続編で、ひろさん流の「で」「あ」「い」をベースに語られています。
「夜逃げ」ではなく「世逃げ」なんです。
「デタラメ」哲学
サイコロを振って出た目のとおりに。世間の”ものさし”を捨てて仏様、神様の”ものさし”に従う。
「あきらめ」思考
「あきらめる」ということはもともと明らかにするということ。
「いい加減」実践
芭蕉の句 「草いろいろおのおの花の手柄かな」のとおり。みんな違って、みんないい。
世間の”ものさし”を捨てて、自分だけが楽しめる「心理空間」を作っておいて世間が厭になった時、煩わしくなった時そこに逃げ込む。この書ではそれが「世逃げ」だと説いています。
この書のなかで引用されているユダヤのジョークをひとつ。
ある男が神様に質問しました。
「神様にとって、人間世界の一万年はどれくらいの時間ですか」
「うん、一分くらいだ」
神の答えを聞いて、男はまた別の質問をしました。
「では、神様からすれば、一億円というお金は、どれくらいの値打ちになりますか?」
「そうだな、まあ一円くらいのものかな・・・・」
「で、神様、ちょっとお願いがあります。その神様にとっての、たったの一円をわたしに恵んでください」
「ああ、いいよ。一分だけ待ちなさい」
ひろさちや氏著”「世逃げ」のすすめ”読了。
昨年上梓された「狂いのすすめ」の続編で、ひろさん流の「で」「あ」「い」をベースに語られています。
「夜逃げ」ではなく「世逃げ」なんです。
「デタラメ」哲学
サイコロを振って出た目のとおりに。世間の”ものさし”を捨てて仏様、神様の”ものさし”に従う。
「あきらめ」思考
「あきらめる」ということはもともと明らかにするということ。
「いい加減」実践
芭蕉の句 「草いろいろおのおの花の手柄かな」のとおり。みんな違って、みんないい。
世間の”ものさし”を捨てて、自分だけが楽しめる「心理空間」を作っておいて世間が厭になった時、煩わしくなった時そこに逃げ込む。この書ではそれが「世逃げ」だと説いています。
この書のなかで引用されているユダヤのジョークをひとつ。
ある男が神様に質問しました。
「神様にとって、人間世界の一万年はどれくらいの時間ですか」
「うん、一分くらいだ」
神の答えを聞いて、男はまた別の質問をしました。
「では、神様からすれば、一億円というお金は、どれくらいの値打ちになりますか?」
「そうだな、まあ一円くらいのものかな・・・・」
「で、神様、ちょっとお願いがあります。その神様にとっての、たったの一円をわたしに恵んでください」
「ああ、いいよ。一分だけ待ちなさい」
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